書いて本音を言葉にしろ! 『書く習慣』(著)いしかわゆき 感想
最近、面白い漫画や本に出会ったり、見てると時間を忘れるようなYoutuberに出会ったりすることが増えました。その時間はその時間で楽しい。ただ、あることに気づいてしまいました。
その面白さを共有する手段を自分は持ってない…
ということに。
自分には絵心はない、カメラ前で喋れるほど話すのが得意でもない。
となると一番ハードルが低いのは文章。
よし、書くことで自分の作品鑑賞を色んな人と共有するぞ。
…と意気込んでみたものの。
「書く」までの距離の遠いこと。あれ?どうやって書くんだったっけ。この漫画の面白さってどうやったら言葉になるんだっけ。あれ、あれ、あれ。。
書くって何だっけ?書き始めたいけどどうしたらいいんだっけ?
そんなときに書店で手に取ったのがこちらの本。
この本は本当に読んでよかった。
書く時に障害になっている思いをどかす言葉や、力をくれる言葉にあふれていました。文章を書くことで何が変わるのか。書き始めたいけどどうしたらいいのか。そのヒントがたくさん載っている本でした。
文章を書く
この本では文章を書く上で一番大事なことを綺麗に言語化してくれています。
それは、本音を言葉にすること。
まずは非公開でいいから本音を言葉にできるようになって、それを人前で公開できるようになったらそれは文章を書いているってことなんだよ、とこの本は伝えてくれます。
本音を言葉にする。なんだか耳障りの良い言葉だけどこれを日常生活の会話の中で行うことが如何に難しいことか。ある程度時間があって、周りに人がいないからこそ書くことでようやく本音を言葉にできるようになる人はたくさんいるはず。
その本音を言葉にするために本書では、
「うわぁ〜」と思ったら「うわぁ〜」と書いてしまえ(p53)
とアドバイスしています。
書き始めるのにおすすめの方法
本音を言葉にする、それはわかった。でもどうやって始めたらいい?そんな質問にもこの本は答えてくれています。著者が勧めているのは以下の方法。
(1)イベントの実況ツイート
イベントなどに参加した時に、リアルタイムで現場の状況を伝えながら自分が感じていることをどんどんつぶやいていく。
(2)本・漫画・映画のツイート
本だったら箇条書きでポイントを140字でまとめる。それ以外だったら、作品の感想を自分のことばで140字でまとめる。
Xから始めて、好きな作品に触れて感じた自分の本音を書いてみるところから始めたら?
ってところでしょうか。
僕の書き始め方
僕はXをやってみて、まとめるのに140字とか短すぎる…と思いました。
なので、
1.とりあえず読んで面白いと思った作品はどこに面白いと思ったのか?を書いてツイートしてみる。
2.もう少し掘り下げてnoteで書いてみる。
という感じで文章を書く生活を初めてみることにしました。
本音を言葉にして、自分が心から良いと思った作品を共有することができるようになること。
そして、その先の段階として、本音、出来事を言葉にして、自分が過去を共有することができるようになること。
そんなゴールを妄想しながら書き始めてみます。
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