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新NISAの使い方のヒントとしての桐谷さん流投資法 ―2023年のベスト本

明けましておめでとうございます。
新年早々、大変なニュースが続いて不安が煽られますね。
一体日本はどうなってしまうんだろう。
何もしなければ不安は増えていくからこそ、対策をし、不安を小さくしていく努力が必要だと思います。

人生には色んな不安がありますが、
その中でも大きな不安の一つがお金の不安です。

去年読んだ本の中で一番良かった本は、
お金の不安を小さくしてくれる本でした。
今日のnoteではその本を紹介していきます。


この本と出会ったきっかけ

面白い本と出会うきっかけは不意に訪れるものですが、
この本との出会いもそうでした。

2023年は毎月の収入が増えていく中でそのお金の使い道がはっきりとせず、
無駄な高額出費が多い年でした。
「これは良くない傾向だ」と思っていても
「浮いたお金をどうするのがいいのか?」という問いに
上手く答えることができずにいました。

お金をめちゃくちゃ儲けたいわけではないけど銀行に預けておくだけなのはつまらない。つみたてNISAで積立投資をしていて順調だったけど増えていくお金を見ていくだけなことにも飽きた。

そんな時に、この本の表紙を見て、
髪の薄い老人が自転車に乗っている姿がテレビに映っていて、
◯◯さんと呼ばれていた記憶と、
表紙写真・タイトルが結びつき、
なぜか記憶に残っていたあの老人は
株主優待を使い回している人として注目される投資家だったんだ…! 
と気づいたのでした。

この瞬間、お金の使い方として、
「優待のある国内株に投資する」
のが良いかもしれないと直感したのでした。

読後の感想・気付き

そしてこの本を図書館で借りて読んで改めて納得。

この、「桐谷さんの株主優待のススメ」には、
お金持ちでなくても始められて、無駄な出費につながらず、将来に向けてお金が増える期待を持ちながら、日々の楽しみを増やすことができる。
そんな素敵なお金の使い方としての
優待株への分散投資法が書かれていたのでした。

優待株とは、例えば、マクドナルドの株を買うと、株を所有しているだけでマクドナルドのセットメニューを無料で頼める券が1年で12枚送られてきて、毎月マクドナルトに行く楽しみができる。
ライオンの株を買うと、LIONの自社製品が毎年3月に送られてきて、新しい歯磨き粉とか洗濯用洗剤とかを試せる。
加えて、毎年何回か配当金という形で収入を得ることもできるのです。
(ちなみに、他の優待株は下の表のような感じ)

優待株一覧
個人的に一番おもしろいのがKADOKAWAの株で、一年保有でKADOKAWAのカタログに載ってある本やムビチケと交換できるポイントがもらえるという優待。
カタログに乗っている本がどれも面白そうで選ぶのが楽しそう

何より株を買うことで知っている企業を応援することができる。
不景気の空気が漂っているこんな時代だからこそ、
微力だとしても好きな企業を応援しながら自分も楽しめる方法があるということに感動しました。

最後に

無駄な出費を減らすことで投資に回すお金を増やし、投資先として優待株のある国内企業を選ぶことでその企業を応援しながら日々の楽しみやお金が増える楽しみを得る。
こんな楽しそうなお金の使い方を教えてくれたこの本が2023年の個人的ベスト本でした! 
本の中ではなぜ桐谷さんが優待株投資に行き着いたのか、どんな株があるかを書いてあるのでぜひ読んでみてください。

さらに! 2024年からは新NISAが始まり、
個人投資家はほとんど利益に対して税金がかからないようになりました。
投資を始める良い機会になっています。
積立投資飽きてきたな〜という方や
投資初めてみたいけどどうしようかな〜という方、
ぜひ!!読んでみてください!!

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