アヅマ堂|Oki Circular Design Museum 展示紹介
はじめに
隠岐サーキュラーデザインミュージアム は隠岐で実践されている循環(資源・経済・人材)や、「これからつくっていきたい未来の事例」 を集めた期間限定のちいさな博物館です。
隠岐・海士町の暮らしの中にある、
循環やつながりを意識した取り組みを展示でご紹介します。
アヅマ堂|海士町の実践紹介
アヅマ堂は東地区にて、築 90年の古民家を改修し、菓子工房(ベイクショップ)として島内外から愛され、改修の際は、島の間伐材や廃材を積極的に利用しています。
日本では約70万トンものおから(豆腐づくりでできる豆乳を搾った「搾りかす)が廃棄されて現状があります。アヅマ堂の隣、亀田商店も豆腐づくりにおいて、一部のおからを廃棄していました。
それらをアヅマ堂が譲り受け「亀田商店のおから豆乳ドーナツ」として商品化。島の子どもたちからお年寄りまでに愛される商品となっています。
また、商品を包む包装は、開発センター古新聞紙を活用しています。
※亀田商店ではレジにて「ご自由にどうぞ」と掲示し、おからを必要とする方に届けています。またアヅマ堂では「重箱」で商品を持ち帰ることができ、次回来店時に返却することで包装紙の削減を目指した取り組みも実施しています。
循環ポイント(サーキュラーデザイン)
廃材の利用
おからをつかった製品開発
古新聞紙の利用
隠岐サーキュラーデザインミュージアム
4月22日の国際マザーアースデイから2週間、
海士町のホテルEntôで「循環」をテーマにちいさな博物館を開催します。
島には目に見える循環だけでなく、
その奥にある目に見えないけれど大切にしたい循環もたくさん。
ぜひ足を運んでくれたら嬉しいです!
海士町は島根県の離島。本土から北へ60キロ、フェリーで約3時間です。島のキャッチコピーは「ないものはない」。ないものを嘆くのではなく、すでに身近にある豊かさに目を向ける大切さを表しています。
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