スキマ時間の使い方にもルールがある
トヨタの「カイゼン」のコアになっているのは、「極限までムダを省く」という考え方です。
事実トヨタでは、1秒のムダもなくそうと、社員ひとりひとりが努力を続けているそうですが、いうまでもなくそれは、社員すべてが1秒のムダを削ることの積み重ねが大きな成果につながることを知っています。
そしてそのために重要な意味を持つのが、「スキマ時間」を活用すること。
スキマ時間を上手に活用している人は、「スキマ時間ができた場合、なにをすべきか」を、時間の長さによってあらかじめ決めておき、次のように手帳などに書き込んでいます。
・5分以内 → 電話連絡・ニュースアプリでニュースをチェックする
・10分程度 → Twitterでリサーチをする・メーリングリストやLINEグループをチェックしてプロジェクトの進捗を確認する
・20分程度 → 資料のレビューなどを行う
こうして5分の仕事、10分の仕事、20分の仕事をそれぞれストックしておき、状況に応じて「10分の仕事と20分の仕事をそれぞれやろう」というように組み合わせていきます。
なお、スキマ時間にできる作業をおおまかに分類すると、「残務処理」「次の仕事を生み出す仕事をする」「未来につながる仕事をする」といったことが考えられるといいます。
「残務処理」とは、「出先で日報を作成する」「関係各所に連絡する」など、オフィスでの業務を保管するようなイメージになります。
「次の仕事を生み出す仕事」とは、インターネットで調べ物をしたり、企画案を考えるなど。
そして「未来につながる仕事」は、読書をしたり、オンラインで英会話のレッスンを受けるなど、時効に投資するといった意味合いがあります。
だからこそ、電車の中でスマホのゲームに熱中しているような人は、「この時間はなにも生み出していない」ということを自覚すべきです。
参考書籍:『トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術』(原マサヒコ著、かんき出版)
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