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【詩と日記】Would you like a cup of tea?

スルスルと耳を滑るばかりの単語
軋む螺旋階段 開け放たれる窓
新聞紙にアイロン お皿はオーブン
慌ただしい朝のやりとりが
何一つ拾えずに押し出される
ため息が鳥のさえずりで誤魔化されて
紅茶の蒸らし時間を計り損ねそう
ああ あなたが目覚める前に
女王さまの国の言葉が
どうか私に微笑んでくれますように




来年は全面的に「英国調」を掲げようと
色々思案中(渡英気分を盛り上げるため)。
イギリス詩人選は本棚の手前に出して、
英国お菓子作りの本はテーブル上に並べ、
写真集はベッドサイドに積んで。
リバティプリントのお気に入り柄、
フランダースリネンのあれもそろそろ形に。
さむーい風吹くお出かけ時には
ツイードミルのストールぐるぐる巻いて、
イングリッシュローズのカタログ眺めて
芳しき花咲くうららかな春を想い、
スコーンを焼いて紅茶を飲んで、
愛しの”王子さま”をぎゅうとハグして……
って、永遠にあれこれ言えるけど、
まあ、まずは週末。
明日はカッテージチーズで応用の
メイズ オブ オナーでも作ろうか。
それにしても、
久々にダウントン アビーを観たら
逃げるわ逃げるわイギリス英語が大脱走。
これはもう集中コース確定案件。
毎日BGM替わりに再生せねば。
ということで今日の詩は
ドラマの感想(ネタバレなしw)でした。
私にとってはまだまだ女王さまの国。
これはきっと変わらないだろうなあ。

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