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空想の扉

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考えることが好き。日々つらつらと、理由とか目的とはなく、ただこぼれ出したあれこれを、そっとまとめておこうと思います。
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#海外生活

Season's Greetings

巣立っていく日のテーブルへ向けて

俺たちの子供時代のホリデーって、これが最後なんだよなあ。 長男17歳、高校4年目最終学年。…

大切な場所〜図書室〜

自分の中で、いつまでも鮮やかな場所ってありませんか? もうすでにこの世界からなくなった場…

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Happy Halloween !!!

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現場監督は早い者勝ちです

私のピクニックバスケットは何処、記憶がどうも怪しい今年の早春

春になったら、花が咲いたら、バスケットを持って。 A.E. ハウズマンが "A Shropshire Lad(シ…

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秋の午後はロマンチックなお散歩に行きませんか?

7年目の真相は幻だった、らしい

必要な写真を探していたら、思わぬものを発見。 2008年の5月のある日。11年前の写真だ。 あら…

911 あの日、言葉を持たなたかった私たちは、けれど今日も歩き続ける

18年前の今日、私は友人の電話で目を覚ました。 「よかった、家にいたんだな。」 寝起きの頭で…

時の贈り物・夏の終わりのお買い物 1

レイバーデーウィークエンドも終わり、今日で夏休みも最後。 明日からは新学年がスタートです…

初めての「一人夏休み」

私の人生、振り返ってみて、こんなに長い間一人だったことがありません。 大学の最初の二年間…

着物という魅惑の布

少し前に、家族の在り方としての日本文化のことを書きましたが、今日はとことん、自分の趣味嗜…

私が届けたい日本、新年の形

子育てする海外永住組としては、日本文化というお題を見ると、やはり胸がざわざわします。常日…

白鳥との遭遇はファンタジーへのいざない

もうずっとずっと前のこと。 初冬の、霧雨降るロンドンの公園で、 小さな川の流れを見ていたことがある。 そのとき何を思っていたか? もう思い出すことはできないけれど、 川面から顔をあげた私は、後ろ向きのまま数歩下がった。 ドンとなにかにぶつかった。 Sorry! 慌てて振り返ったら、それは白鳥だった。 よろけた風もなく、どっしりとそこにいる。 黒曜石のような瞳が私を見ていた。 まっすぐ私を見ているようで、とらえどころのない目だった。 一旦は見つめ合ったものの、なんとも