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【刊行記念フェア&トーク】近藤康太郎著『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章術』【「読書の学校」@梅田蔦屋書店 特別寄稿】

朝日新聞編集委員・近藤康太郎さんによる新刊『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾』の12月12日発売に先立ち、11月末より、梅田蔦屋書店にて「近藤康太郎×読書の学校: 『書くこと + 食べること = 生きること!』」フェアを開催します。

読書の学校」は、出版社の垣根を超えて、本当に推せる本を紹介してきた梅田蔦屋書店の名物企画。多くのメディアに取り上げられてきました。その仕掛け人、梅田蔦屋書店「人文コンシェルジュ」の三砂慶明さんによる特別寄稿をお届けします。

「読書の学校」がリニューアル

多数の出版社の皆様と一緒に選書を続けてきた梅田蔦屋書店の名物企画「読書の学校」を12月からリニューアルすることにいたしました!!

5年前から、お客様、書店の先輩、同僚、出版社の皆様、著者の先生からもらった言葉を自分なりに咀嚼しながらつづけてきた企画でしたが、まさかここまで続けられるとは思ってはいませんでした。先のことを考えずに地道に歩み続けていると、いいことがあるんだなあと、支えてくださった皆様に心から感謝しております。

12月からの「読書の学校」では、勝手に校長先生をお迎えし、”本棚から心の窓を開け放ってくれる”ような選書フェアやイベントをお届けしていきます。  

「近藤康太郎×読書の学校: 『書くこと + 食べること = 生きること!』」フェア(11月末~)

記念すべき第1回は、敬愛する編集Lily(※『三行で撃つ』本文より)こと、CCCメディアハウス・田中里枝さんの協力で、憧れだった近藤康太郎先生(朝日新聞編集委員。で、アロハで猟師で、米もつくる)をお迎えできることになりました!!!!

かつて田中さんに「読書の学校」で選書してもらった、『「あらすじ」だけで人生の意味が全部わかる世界の古典13』(近藤康太郎 著、講談社α新書 ※品切れ)を読んで、人生観が変わりました。自分の小ささと、どうしようもないこだわりが、言語化できるようになって、生きるのが楽になりました。

品切れのこの本を売ることは叶いませんが、田中さんの渾身の企画である、近藤康太郎先生の新刊『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾』(CCCメディアハウス)を核にした、

「書くこと + 食べること = 生きること!」

というフェアを開催します。選書フェアとトークイベントの二本柱ですが、それだけに留まらない、盛りだくさんの内容です。12月6日のトークイベントにあわせて、新刊の先行販売も実施します!!!!

選書30タイトル&究極の読書術「抜き書き帳」の展示

選書フェアは、1日15分の読書を続けていけば、プルーストだって1年で読めてしまうと教えてくれた、古典読みの近藤先生によるものです。品切れで仕入れが難しかった本もありますが、無料のリーフレットには、選書タイトルとともに、近藤先生の推薦文を掲載しています。ぜひ入手しに、梅田蔦屋書店までお運びください。

また、今回のフェアの目玉は、選書だけでなく、展示です。近藤先生に快くご協力いただき、先生が命の次に大切にしているという「抜き書き帳」(詳細とメソッドは『三行で撃つ』に紹介されています)と万年筆を展示いたします。これだけでも見てもらう価値があると自負しております。一読者としては大興奮ですが、書店員としては重責に震えております。

ぜひ、『三行で撃つ』が出来あがるまでのリアルな背景と、脳内整理の実践法をお客様にも体感してもらえたらと願っています。

トークイベント:本物の米(by近藤康太郎)とカレー(by狩野俊)のコラボレーション

また、12月6日にはトークイベントを開催します。トークイベントでは、私にとってもう一冊の人生のバイブル『高円寺古本酒場ものがたり』狩野俊先生(「コクテイル書房」店主)にも御登壇いただきます。

近藤先生が長崎県諫早市で実践されている米作りによって穫れた「本物のお米」(詳しくは、河出書房新社『おいしい資本主義』をお読みください)と、狩野先生が取り組んでおられる「文士料理」の一環として開発している「文学カレー」のコラボ企画にもチャレンジします。

本を読むだけでなく、お米を食べたり、カレーをこしらえたりする――そうして、さらに、本の世界観を感じることができるような企画にできたらと願っています。

12月6日19時~と、間近に迫ったトークイベントですが、梅田蔦屋書店にお越しいただくほか、オンラインでも参加が可能です。お近くの方もそうでない方も、ぜひご注目ください。よろしくお願いいたします!

読書の学校
三砂慶明拝

【刊行記念トーク! 読書の学校】近藤康太郎(朝日新聞編集委員)を味わいつくす:新刊トーク×米×カレー!?

書くとは、考えること。考えるとは、生きること。生きるとは、食べること。生まれたからには生きてみる。

新刊『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾』(CCCメディアハウス)の著者・近藤康太郎氏に、「書くこと+食べること=生きること」をテーマに語りつくしていただきます。近藤氏は、朝日新聞の名物コラム「多事奏論」の筆者ですが、「鉄砲撃ちの猟師」「米をつくる百姓」という顔も持ちます。

また近年では、若手の記者、フリーランスライター、映像関係者を相手に、文章の書き方、ひいては「表現」について教える私塾も評判を呼んでいます。前半は、近藤氏の本業である「書くこと」を中心に。

後半は、近藤氏のもう一つの生き方である「食べること」を軸にしながら、二つのお話を通して「生きること」とは何かを浮かびあがらせます。ゲストに、作家やその作品に着想を得た創作料理で愛書家たちを魅了している「コクテイル書房」(東京・高円寺)の店主・狩野俊氏をお招きし、「文學カレー: 近藤康太郎カレー」の開発にも挑戦します。オルタナティブな人たちを愛し、自身もおもしろく〈善く、生きる〉ことを追求しつづける近藤氏に、現代を楽しく生き抜くヒントを教えていただきます。

■ 開催日時: 2020年12月6日(日)19時~
■ 会場: 梅田 蔦屋書店 4thラウンジ(30分前開場)/オンライン
■ 会費: 以下、⑴~⑷のプランがあります
 ⑴【来店】イベントチケットのみ=2,000円
 ⑵【来店】イベントチケット+商品(『三行で撃つ』/近藤米/近藤カレー)=5,510円
 ⑶【オンライン】イベントチケットのみ=1,500円
 ⑷【オンライン】イベントチケット+商品(『三行で撃つ』/近藤米/近藤カレー)=5,010円
■ お申込み: こちら

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