見出し画像

勝手に創刊!ゴクゴク読める生情報誌『SUPERDRY NAMA-JOKKI』

店頭に並ぶたびにあっという間に売り切れてしまうアサヒスーパードライ生ジョッキ缶。ビール好きなら一度は試してみたくなりますよね。話題の新商品として多くのメディアでも取り上げられていますが、このnoteでもその人気に便乗したいと思います。
以前にも色んなビールファンの特性を読み解いて「ビールブランドマッチング診断」を作成しましたが、今回は生ジョッキ缶一本に絞って「どんな人が買ってる?」という疑問を深掘り。さらにその人たちの志向性にズバッと答える雑誌の創刊(するつもりで表紙と記事のイメージ制作)に挑戦します!

■購入者の特徴を下調べ

画像1

はじめに生ジョッキ缶購入者の性年代やエリアの特徴から。ビールカテゴリー購入者全体と比較すると男性20~40代の割合が高い傾向が見られました。特に20代はその差が大きく、トレンドに敏感な若い人が反応しているようですね。エリア別では絶対値は関東圏が大きいですが、比較で見るとなぜか愛知県の割合がぐんと高くなっています。モコモコと溢れる豪華な泡が派手好きな愛知県民の心をとらえたのでしょうか。

画像2

次に衣食住遊といったライフスタイルのテーマごとのDNAスコア(購買履歴やアンケート回答から推計した志向性を数値化したもの)を確認。アイコンの中の数値が大きいものほど、生ジョッキ缶購入者に特徴的な傾向(差分が大きい)と言えます。すると「新商品好き」や「接触頻度影響タイプ(よく触れる情報に影響されやすい)」「ネット口コミ重視」といった納得のものもあれば、「外食好き」「肉好き」「地元の常連」「ライブ観戦好き」「コスパ重視」といった新たな発見も。地元の行きつけで中々飲めないモヤモヤを生ジョッキ缶にぶつけている実態が明らかとなりました。飲食店の生ビール気分を家で楽しめることを考えると、コスパも良いのかもしれませんね。

■表紙と特集テーマの発表!

そんな人たちにふさわしい新雑誌の特集テーマは、ずばり「地元民しか知らない神焼肉店」に決定!しかも名古屋エリア限定という大勝負に打って出ます。地元好き、外食好き、肉好きたちの視覚&嗅覚&聴覚&味覚を刺激する焼肉シズルを全面に出した表紙案がこちら!

画像3

■ページをめくって見開きイメージ

さて次は、肝心の中面。ここでは多様な志向性を持つ読者の関心を引くために、情報の網羅性を重視します。さっそくご覧ください!

NAMA_JOKKI_誌面イメージ_re

まずは王道の「総合」部門ランキング。ビールが進んで仕方がない神店たちが勢揃いすることでしょう。口コミを重視する読者のために、常連客の解説コメント付きです。続いて新商品好きにはたまらない「新店」部門、さらにコスパ重視の皆様向けに「コスパ最高」部門も用意。そして、ライブ観戦好きという志向を満たすために「番外編」として“目の前で塊肉を豪快に焼き上げるパフォーマンス”を売りにするお店も紹介。
これで生ジョッキ缶ファンたちのお腹と心を鷲掴みすること間違いなしです!!

※今回ご紹介した雑誌は、来月から全国の蔦屋書店で発売する予定はありません。登場している店名や情報はすべて妄想となっておりますので、ご来店の際はご注意ください。