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金曜(子育てお悩み相談室):第8週(学校にはどんな選択肢が?)

「親が変われば世界が変わる」のCCC HUMANです。
金曜日は『子育てお悩み相談室』として、
土日のGoogleフォームで募集したお悩みに
解決策を提示したいと思います。

では今週のお悩みです。

「子どもを公立の小学校に通わせていますが、
 日本の教育が良いとも思いません。
 ただ、他の選択肢があまり思いつきません。
 何か選択肢はあるでしょうか?」

ご相談ありがとうございます。

本日はなかなか難しいご質問です。
日本の教育が良いと思わない中で、
どのような教育の選択肢があるかというご質問ですね。

本日は日本でどんな教育の選択肢があるのか。
どのような考え方をすればいいのかを書いてみたいと思います。

●学校の選択肢は大きく分けて2つ

世界に目を向けてしまえば、
それこそありとあらゆる教育の種類があると思いますが、
今回は日本の学校について書きます。

大きく分けると2つあると思います。
一条校』か『それ以外』かです。

一条校という聞きなれない言葉が出てきましたが、
これはいわゆる日本の方がイメージしている『学校』と思えばよいです。

具体的に言うと、文部科学省が示す学習指導要領に基づき定められた、
教育課程を行う学校
のことで、
幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、
特別支援学校、大学、短期大学、大学院、高等専門学校がある。

逆に言うと、これら『小学校』『中学校』などの名称は、
学習指導要領に則っていないと使ってはいけません。

●オルタナティブスクール

一条校以外は何かといえば、
『それ以外』というしかないのですが、
最近ではオルタナティブスクールという言葉があります。

実はオルタナティブスクールは明確には定義はなく
無認可校やフリースクールやホームスクールもそれに該当します。

そもそも、「オルタナティブ」は英語で書くと"alternative"と書き、
意味は「二者択一の、代わりとなる、代わりの」という意味になります。

日本では一般的にはオルタナティブスクールと言えば、
なんとなく2つの意味として使われていて、
学校教育の新しい教育思想
不登校のためのフリースクールやホームスクールになります。

学校教育の新しい教育思想としては、
いくつかありますが、私が以前にメルマガでまとめた表を記載します。

並べてみると様々な思想があり、
それぞれにメリットがあると思います。
機会があれば、別途過去のメルマガを再掲載します。

●どの教育がいいかは考え方次第

どんな教育が合うかは正解はありません
大事なのは親の思想と、子どもの観察と、覚悟です。

学校の数は世界を見れば星の数ほどあるし、
教育法もたくさんあれば、
その考え方も時代とともに変化しています。

時代を見極め、自分の子どもにどんな教育が
適しているかを考え、
覚悟をもってその環境を与えることが、
親のできることではないでしょうか。

しかしながら、例えばオルタナティブスクールを
やりたいと思っても、日本の公立の学校に比べれば
費用が掛かってしまいます。

選択肢として、公立しか選べないご家庭も多いでしょう。
だからといって、仕方ない諦めようではなくて、
家庭でできることも多くあります。

注目すべきは自己肯定感。
子どもの自己肯定感を育むために、
何をすべきかを考えることです。

それは褒めることであったり、
叱り方を工夫したり、できることも多くあります。

子ども自身が自信をもって、
自ら選択肢を選べるように、
親が知見を増やし、子どもの選択肢を広げることを
心がけるのがいいのだと思います。

●まとめ

残念ながら日本では子どもにかかる費用は、
決して安くありません。
数多くある選択肢の中で、
自分の住む場所と費用の中で少ない選択肢の中から、
選ばなけらばなりません。

その中で唯一変えられるのは親自身の考え方だと思っています。
家の中でできることは案外多いです。
他にも身近なところでも公共施設が提供し
それほど費用が掛からない場所も
探せば意外とあるものです。

それらに親自身が興味を持ち、
自ら調べ、できる限りの環境を子どもに提供する
その気持ちを持つことが大切なのではないかと思います。

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