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耳で読む教育基本法・前文

先日、stand.fmの「まこのROOM」という番組で
ゲストとして参加した。

まこさんとのトークの中で、
教育基本法の前文が味わい深いんですよね、
って話になって。

朗読することにしました。

前文


 我々日本国民は、たゆまぬ努力によって築いてきた民主的で文化的な国家を更に発展させるとともに、世界の平和と人類の福祉の向上に貢献することを願うものである。
 我々は、この理想を実現するため、個人の尊厳を重んじ、真理と正義を希求し、公共の精神を尊び、豊かな人間性と創造性を備えた人間の育成を期するとともに、伝統を継承し、新しい文化の創造を目指す教育を推進する。
 ここに、我々は、日本国憲法の精神にのっとり、我が国の未来を切り拓く教育の基本を確立し、その振興を図るため、この法律を制定する。


昭和22年に教育基本法が制定されたけれど、
21世紀の状況に合わせて、
平成18年に改正されました。

比較してみるのも、興味深いですね。

元祖・教育基本法(昭和22年)
前文

 われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。 われらは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期するとともに、普遍的にしてしかも個性ゆたかな文化の創造をめざす教育を普及徹底しなければならない。 ここに、日本国憲法の精神に則り、教育の目的を明示して、新しい日本の教育の基本を確立するため、この法律を制定する。

教育基本法の背景には、
日本国憲法の理想を実現するには
教育が重要である
という決意がある。

朗読すると、
この先人たちの想いが胸に染み入りました。


BGMは、ぶんちゃんの楽曲
「ゆうしゃのむらの朝」をお借りしました。

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