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耳で読む教育機会確保法・第12条

教育機会確保法第12条を朗読しました。

この条文にある「具体的な措置」の例としては
以下のようなものが考えられます。

1. 定期的な家庭訪問

教育委員会や学校の職員が
定期的に家庭を訪問し、
児童生徒の状況を直接確認します。

これにより、
学校に来られない理由や家庭環境の
影響を詳しく理解することができます。

2. オンラインでの状況確認
zoomやmeet、メールなどを利用して、児童生徒や保護者とコミュニケーションを取ります。

オンラインツールの活用は、
特に新型コロナ禍の、パンデミック以降、
急速に普及しました。


学校外での学習活動を認めつつ、
その状況を把握することで、
教育を受ける権利を保障し、
将来の社会参加に向けた支援を
行うことを目指しています。

ただ、不登校の子どもがいた親としては、
家庭訪問が多いと、
かえって、
学校に戻りにくくなる場合もあったので、
状況を継続的に把握する方法について、
学校と家庭で丁寧な打ち合わせが必要です。

学校外での学びも大切にしながら、
児童生徒の心身の健康を支え、
未来に向けた道筋を共に考える姿勢が
学校にも求められていると思います。



義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律


第三章 不登校児童生徒等に対する教育機会の確保等

(学校以外の場における学習活動の状況等の継続的な把握)
第十二条 国及び地方公共団体は、不登校児童生徒が学校以外の場において行う学習活動の状況、不登校児童生徒の心身の状況その他の不登校児童生徒の状況を継続的に把握するために必要な措置を講ずるものとする。


BGMは、ぶんちゃん @bunbunmarufumi の楽曲「ゆうしゃのむらの朝」をお借りしました。


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