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「10年も20年も君のことを思うだろう」

昨夜、久しぶりに爆風スランプの
「それから」を弾き語りしてみました。

この曲は、
1989年11月にリリースされた
爆風スランプ6枚目のアルバム
「I.B.W. -IT'S A BEAUTIFUL WORLD-」に
収録されていました。

ヒット曲の「リゾ・ラバ」や「大きな玉ねぎの下で」の間に挟まれた10曲目。

「10年も20年も君のことを思うだろう」

この歌詞を聴くと、
つい30年も前の中学生の頃を思い出してしまいます。

調べてみるとリリースされた1989年は、
日本のアニメ業界が最も栄えた黄金期。
 らんま1/2
 機動警察パトレイバー
など、
今なお根強いファンの多い名作が
ズラリと生まれた時期でした。

10代の頃の僕は

 CITY HUNTER」
 ジョジョの奇妙な冒険
 ドラゴンボール
 ダイの大冒険


などなど、少年ジャンプの
連載漫画に明け暮れる日々を
過ごしていました。

アニメと漫画が青春の一部になっていましたねぇ。


実家の近くのレンタルCDショップで、
この爆風スランプのアルバムを
中古で手に入れた記憶があります。

夜な夜な一人で部屋の電気を消して、
アンプの小さな光だけがぼんやり灯る。

スピーカーから流れるこのアルバムを
聴きながら、思春期真っ只中の
もやもやとした日々を過ごしていたのが思い出されます。

青春時代に夢中になっていた
音楽や漫画に想いを馳せると、
あの頃の自分を改めて肯定できるような気がするんですよね。

もちろん高校生の頃には、
いろいろと悩みや迷いもあったはずです。

でも、
そうした時期を経て、
今の自分があるのだと思えば、
苦しい思い出も良い経験に変わっていくのかもしれません。

僕の子どもたちの成長をみながら、
こうした青春時代を過ごしていく中で、
たとえ迷いや悩みがあっても、
親としては、
それを寄り添って見守ることが
大切なのかなと思います。

そうすれば、きっと子どもたちも、
いつかは懐かしい思い出として、
自分の青春時代を胸を張って
語れるようになるはずですよね。

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