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自己分析って難しいと思いませんか?


キャリコンの養成講座で
「きゃっさんって冷静よね~」と言われて、
「え?どこが??そんなことないよ~!」と
完全否定した事がありました。
皆さん既にお気付きのように、
私は情熱に溢れた人間です(笑)

自己分析が必要な時

履歴書や職務経歴書、ESを書く時、
自己分析が最初の難関であると感じる人も
多いのではないでしょうか。

自分の事なのに、書くことがない。
アピールできることがない( ;∀;)
自分の強み、弱みって何?
自分の事なのに、自分が分からなくなる。

でも、大丈夫です。
アピールできる事がないと思うのは、
無意識に誰かと比べて優劣を考えているから。
あなたが今、頭によぎった
「○○ちゃんよりは経験年数が少ないし…」
「○○くんよりは実績が少ないか…」
「○○さんよりは・・・」の○○さんを
採用担当者は知りませんよー--!(笑)

実際、採用担当者が知りたいのは
「あなたがどんな人間か」ということ。

見栄えの良い内容ばかりに拘らず、
「私は○○な時に▲▲できる人材です」というような、
あなたならではのエピソードで
自己アピールすることをお勧めします。

今日、ご紹介する「ジョハリの窓」
手軽に自己分析できる方法のひとつです。

「ジョハリの窓」

ジョハリの窓(Johari Window)とは、自己分析をおこなう際に使用する心理学モデルのひとつ。「自分から見た自分」と「他人から見た自分」の情報を切りわけて分析することで、自己理解をおこなうというものです。1955年にアメリカの心理学者ジョセフ・ルフトとハリ・インガムが「対人関係における気づきのグラフモデル」を発表。これが後に、2人の名前を組み合わせた「ジョハリの窓」と呼ばれるようになりました。

https://talknote.com/magazine/johari-window/
Talknote Magazine ハイパフォーマンスな組織を実現するための総合メディア より引用
2022.9.14



「ジョハリの窓」には4つの窓がある


ジョハリの窓


1.開放の窓
自分も他人も知っている自分。
※この窓を広げると
 とても生きやすくなると言われています。

2.秘密の窓
自分だけが知っていて、他人にはまだ知られていない自分。

3.盲点の窓
他人は知っているが、自分では気づいていない自分。

4.未知の窓
自分と他人も知らない、誰からもまだ知られていない自分。

ジョハリの窓はワークシートを使って
複数人で実施する自己分析方法です。
私も大学時代、ゼミで実施しました。
他人からの目線に気付けた良いワークでした。

ただ、複数人で集まることが
なかなか難しい昨今。
完璧なワークシート作成まではいかなくても、
普段の生活の中で
他人(家族含む)から言われた言葉を丁寧に受け取ると、
知らなかった自分に出会えるかもしれません。


普段の自分が認識していない一面を指摘された時って、
実は自分の知らない自分に出会うチャンスなんですよね。
身構えてしまうけど(笑)

それに言葉って、使う人によって意味が違う事もある。
例えば「冷静」という言葉。
冒頭の話で、私が「冷静ってどういうこと??」と尋ねると
「客観的、俯瞰的に物事を見れているってことよ~」と言われて、
とてもビックリ。

なぜなら、私の「冷静」のイメージは
感情を隠すような、冷たい感じを想像していたから。
…「冷静」って誉め言葉じゃないか。
じわじわ込み上げてくる嬉しさ。素直にありがとうを伝えました。

私は自他ともに認める情熱的な人間だと思っていたから、
「情熱」とは反対の「冷静」という言葉に完全に身構えて否定しました。
しかし、これは開放の窓がまた開かれるチャンスなのです。

人からの言葉をいったん受け止め、
自分の知っている自分ではない情報であった場合は
その言葉の意味まで、詳しく聞いてみることをお勧めします♪


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