Netflixオリジナル作品『エミリー、パリへ行く』を観る
こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。
会社の施策で入ったNetflixの、オリジナル作品に『エミリー、パリへ行く』が入っていたので、観てみました。
もともとはアメリカ国内のテレビ想定で作られていたそうですが、世界中でたくさんの人が観ることになるとは…!
シーズン1は1話30分弱、全10話なのであまり時間がかからないのも観やすかったです。
物語は、買収した会社がパリにあり、行く予定だったフランス語のできる上司が妊娠のため行けなくなり、部下のエミリーがシカゴを出てパリへ行くことになるというものです。
マーケティング部長の代理として行くわりに、エミリーはフランス語は出来ないし、Instagramフォロワーが48人しかいなかったりと「この子で大丈夫なのか…!?」と思わせます。
しかし「パリ大好き」感が伝わって、徐々にフォロワーは増えていきます。
フォロワーの増え方自体はややファンタジー感ありますが、増えたことでインフルエンサーとしてイベントに呼ばれたり、出会った人々を結び付けて仕事を成功させたりするので共感できる人もいるんじゃないかなと思います。
買収された側の会社が、買った側の会社から来たエミリーを「フランス語が出来ない」とからかったり、「時間通りに来ること」といった社内規定が書いてある紙に下ネタの落書きをして突き返してきたり、「仕事のためには生きてない」と説教してきたり、「気持ちは分かるけど、なぜそんなに高圧的なのか~!」と叫びたくなるシーンもあります。
「パリが好きなのに、パリに嫌われている」と主人公のエミリーが諦めかけるところは、似たような境遇の人たちを思い出しました。
ただ、意外にも(?)、エミリーはシカゴの本社から援護射撃してくれる人を呼んだりするのではなく、基本自分でなんとかするのが良かったです。
エミリーがあちこち移動するのですが、建物やファッション関係の素敵な場所が多いので、「コロナがなかったら聖地巡礼とか出来たんだろうなあ」と思いつつ…。
そもそも身の回りにも、知らなかっただけで面白い場所がたくさんある可能性を思い出す作品でもありました。
ニイザト
ヤマケイ