漫画のネームが作れる、ジャンプ+の『World Maker』オープンβ版を使ってみた
こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。
セリフだけで漫画のネームが作れる、ジャンプ+の『World Maker』。
9月22日(水)10:00に、オープンβ版始動!しかも無料!
クローズドβに当選した人たちが一足先に体験しているのを見て、「楽しそうだな」と思っていましたがついに!皆が使えるようになっていました。
アクセス過多などで重くなったりするかと思っていましたが、そんなこともありませんでした。すごい。
『World Maker』は、絵が描けなくても漫画が作れるサービスです。
スマホが必要ですが、アプリではなくWebでそのまま使うことが出来ます。
最新の機種のほうがいいのと、Webのためタブを開きすぎないほうがいいようです。
使用には、Twitterの連携が必要です。
新規ユーザー登録は、メールなどで登録できるのかな?と思いましたが、Twitterでした。
登録完了したら、早速ネームを作るのですが、お手本ネームなどをもとに作るか、新規で作るかを選択します。
お手本のなかには、『SPY×FAMILY』の第3話や『チェンソーマン』の第11話がもとになっているものもあるため、「ネームがなんなのかさっぱりわからない」という人でも絵をいじるところから出来て、安心です。
新規で作る場合は、脚本から作ります。
コマごとに「セリフ」と「ナレーション」を入れますが、1つのコマに最大3つまでとなっています。
セリフとナレーションを入れ終わったら、右下にあるチェックボタンを押下するとコマに変換してくれます。
かわいい。
フキダシの位置やコマ割りの配分を調整が終わったら、絵などを置く画面に遷移します。
フキダシのサイズや種類はあとからでも変えられますが、脚本画面には戻れなくなるため、注意が必要です。
戻れた方がありがたいかなと思いつつ、普段漫画を描かない人や初心者はそもそも「やっぱりページ構成を変えたい」とはあまり思わない気もするため、このくらいの制約でちょうどいいかもしれません。
「ああしたい、こうしたい」と思えるようになったら、実際に『ジャンプPAINT 』などで漫画を描いてみよう!ということかもしれないです。
絵素材も色々入っていて、自分で撮影した写真が使えるのはもちろん、いらすとやさんの素材も使えるというのが感動的でした。
たくさんある!
とにかくたくさんあるので紹介したかったのですが、数点ずつのスクリーンショットしか撮れず、約60万点ものパーツがあるようで、紹介しきれません!
ご自身の目でぜひ確かめていただきたいです!
最初、文字すらも操作ミスで消してしまって最初からやり直しになるといううっかりをやりましたが…。
楽しくネームが作れました!
漫画を描く人と描かない人(ほぼ自分)を描いてみました。
実際に、「描くぞ」と思ってるだけで何もしていない時と、『World Maker』を使って作業している時の差はかなりあると感じました。
さすがに絵が描ける人は、「自分で描いたほうが早い」と思いそうですが、感想を聞いてみたくもあります。
「コマ割り、Aを選んだけどBのほうが読みやすい!」といった検討が簡単に出来るのが楽しかったです。
いわゆる「アンドゥ」のような「1つ前に戻す」というボタンがないため、間違って消してしまった場合は全てやり直しになるところは、ちょっと手間かもしれません。
「第1回 World Maker ネーム大賞」もあり、単に触ってみるだけでなく、3つのテーマから選択して、World Makerで作った1~4ページのマンガネームを応募することが可能です。
興味がある方は、告知もぜひ読んでみて下さい!
ニイザト
ヤマケイ