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映画『TENET』を観る

こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。


公式のPVで観ていても「何が起きているんだ?」と思っていた、映画『TENET』を観てきました!

面白かったです。

「予告を観てもまったく展開が読めない」というところに、興味を惹かれました。


ただ、クリストファー・ノーランさんの作品は「…なんて?」(どういう意味?)となることもあるので、「物語に集中するためにも、事前に知っておいた方がいい情報はあるかな」と探し、念のため映画ライターJoshuaさんの解説ページ(ネタバレなし)で予習してから行きました。

【ネタバレなし予習】『TENET テネット』の背景にある物理学的概念を解説 ─ クリストファー・ノーランの科学〈完結編〉

絵がないので自分でなんとなく「こんな感じですかね…」と描いて理解したつもりになりました。

めも

このあと動画が公開されていましたので、これから映画を観ようと思っている方には、こちらを観るのが楽かもしれません!


カズレーザーさんが分かりやすく解説(分析)するCMもあります。

これを観ていなかったらどこに気を付けて観たらいいか分からず、考えることを放棄した可能性があります。

(察する能力が高すぎる人は、サムネイルを観た時点で「もしやこういう展開か?」と思った人がいるそうなので、文字のリンクだけにしてあります)


何を面白いと思ったのか?というのは人によると思うのですが、私は鑑賞中ずっと、「脚本を考えた時も大変だっただろうけど、撮るのも大変だっただろうな…!!」とそこにばかり目が行っていました。

主役はジョン・デイビッド・ワシントンさんが演じているのですが、メイキング映像を観ていると、元々の身体能力の高さがあってこそ撮れたのではと思われる映像があります。

この映画では、「普通に演じて逆再生すればいい」だけでなく、役者自身が逆に動いているシーンがあります。

難しいアクションはまばたき」という話が最高に好きです。

生きている上で、呼吸同様にほとんど意識しないですからね…まばたき…。


聴いていてそうだろうなと思いましたが、音楽も逆再生しているそうです。

サウンドトラックでは映画で流れる順番すらも逆にしてあるため(エンディング曲から入っている)、出来れば鑑賞後に聴くことをお勧めします。

ブルーレイが出て逆再生したらまた新しい発見がありそうで、恐ろしい。


観終わった後には、ヨコオタロウさんの解体記もオススメです。

全然関係ないんですけど、ヨコオさんの頭の後ろに植木があるせいで、エミールヘッドから落ち武者のように毛がはみだしてるようで気になる…。


映画鑑賞後、あまりにも毎日『TENET』とニールのことを考えていたので、『メイキング・オブ・TENET テネット クリストファー・ノーランの制作現場 (日本語) 単行本』の本を買うことにしたのですが、限定3,000部…!!

完全に出遅れました。

6,600円するため、気になる人くらいしか買わないかもしれないと望みを抱いたのですが、Amazonでは10月7日(水)からの発送になっていました。

10月末に届く可能性もある。

買えるなら待つこと自体は苦ではないのですが、遅れるほどに自分の熱が冷める可能性もある…!!

見たら「こういう内容かぁ」と期待が外れる可能性もあるのに、それはちょっと時間かかりすぎかもしれない!

というわけで、ダメ元で店舗の在庫を検索しました。

お世話になったのは店頭在庫確認リンク集

ISBNを入れて検索するだけです。

(『TENET』のメイキング本は「9784768313640」)

池袋の三省堂書店ならあるということが分かり、速攻で電話して取り置きしてもらい、走って迎えに行きました。

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めちゃくちゃおもしろい。

設備の設計図なども載っているので、見ごたえあります。

電話口で確認した際、「あ!その本なら再入荷したのであると思います、少々お待ちください」と出てくださったスタッフの方と、3階で本の在庫を確認してくださったスタッフさんと、レジ担当してくださった方ありがとうございました!!この人たちの給料が上がりますように!!

メイキングを読んでまた観に行ったら、楽しめそうです。


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ニイザト

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ヤマケイ