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『しごにんの侍』漫画原作者ブログ

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漫画『しごにんの侍』の原作者サイバーコネクトツー澤村晋作による公式ブログ。漫画『しごにんの侍』の世界観やキャラクターの設定の裏話を原作者視点で綴ります。
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記事一覧

第二十九回『じだいのきてん』

五子が苦労し、それでも勝てない七剣。 しかし、四剣豪はそれを次々打ち破っていきます。 彼…

第二十八回『まじんのしにがみ』

五子が苦労し、それでも勝てない七剣。 しかし、四剣豪はそれを次々打ち破っていきます。 彼…

第二十七回『うらのうら』

今回はほとんど戦闘であり、技なども出てないので、裏話として語るべき内容は少な目。 そこで…

第二十六回『しちけんのじょうけん』

今回は七剣たちの解説です。 ***** コーホーコーホーという呼吸音は、某世界的大人気SF…

第二十五回「てんせいのてんさい」

黒幕側の動きが見えてきた第二十五回。 それでは解説と参りましょう。 ***** 巻き戻し…

第二十四回『うごめきのうらがわ』

黒幕側の動きが慌ただしくなってきた第二十四回の解説です。 ***** ミニ一九「最後の吐…

第二十三回『さんときゅう』

今回は解説したいことがたくさん! ***** 鼠三蔵とてつもなくダサいネーミングですが、そこからもわかる通り三之助が自身でつけた名前で、過去に予告状を出したため、定着しました。   上級の武家に忍び込み、盗んだものを適当にバラまいているだけで、彼自身に世直しの意識はなかったりしますが、民衆は義賊だと認識しています。   ちなみに、鼠小僧は本来、江戸時代後期の人物なので、この世界でもまだ存在しておらず、三之助はそれと引っ掛けて名前をつけたわけではありません。 ***** ア

第二十二回『ふくせんのかいしゅう』

この話では、一話で前振りしていたものがようやく回収されます。   それを含めて解説をば。 …

第二十一回『もろもろのちゃくそう』

さて今回も、千歳白雪と一九素饂飩の解説を中心に参りましょう。 ***** 千歳白雪の着想…

第二十回『ふたりのしちけん』

ついに第二十回! 応援ありがとうございます。ぜひ、今後ともごひいきに!   今回は、新キャ…

第十九回『けげんのかいせつ』

七剣との戦いが続く第十九回。   今回は「おや?」となる箇所があるかと思うので、さっそく解…

第十八回『おおばかのばくだん』

やたら濃いヤツが出て来ていますが、せっかくなので今回はそいつの解説を集中的にしようと思い…

第十七回『いきおいのつじつま』

次なる展開が始まる十七回。   今回は裏設定ではなく、いつもより細かく描写についての解説を…

第十六話『はちくのしちにん』

一気に黒幕側の陣容がわかりはじめた今回。 早速解説をば。  ***** フェロモン本編中でもあった通り、百足太夫の毒煙は、ある種のフェロモンを含んでいます。   補足しておくと、フェロモンが異性にしか効かないわけではなく、ここで使っているフェロモンが異性にしか効かないもの、という意味合いですね。   その上で、武蔵四郎は五子が動けていることから、男にしか効かない技と考え、接がれた五子の腕なら動くだろうとも考えました。   しかし、実はこのフェロモンが作用しているのは武蔵四郎