見出し画像

社交不安症の認知行動療法:認知行動療法カウンセリングセンター山口店

山口のカウンセリングルーム「認知行動療法カウンセリングセンター山口店」の担当です。今回は社交不安症についての認知行動療法についてまとめてみたいと思います。隠すつもりはありませんが、私自身も以前、社交不安症状を経験し、その症状が私の生活にかなりの影響を与えました。この問題は日本ではまだ広く認識されておらず、「シャイ」や「人見知り」として簡単に片付けられ、周囲の人々に理解されにくいことがあります。


社交不安症とは

社会生活において、他人との会話や未知の人々との交流など、他者からの注目を浴びる可能性のある社会的な状況で、強い不安を感じ、関わりを避ける傾向がある行動があります。これは社会生活に支障をきたす精神的な課題です。

社交不安症の実際

自身の経験を通して、社交不安症がどのような問題かについて説明したいと思います。私は小学生の頃から、社交的な場面で強い恐怖を感じ、他人との関わりを避けることができませんでした。特に目上の人々との接触が苦手で、学校の先生との交流を極力避けていました。また、店舗などで注目されることにも強い恐怖を感じ、一人で外出することさえ困難でした。
中学生になっても、同じ状態が続き、一部の親しい友人を除いて他の人々との交流が難しい状況でした。注目を浴びる可能性のある出来事は、できる限り避けようとしました。過去を振り返ると、自分の行動について他人の評価を気にし、自信を持って生活することが難しかったことがわかります。生活パターンは固定され、新しいことに挑戦しようとしても、他人からの評価を恐れるあまり、何も成し遂げられず、悔しい思いをしました。
本当は多くの人々と気軽に交流したいという願望がありましたが、自分がそれを実現できないことに対して嫌気が差すこともありました。

認知行動療法との出会い

私は日々悩みながら生活していましたが、大学に進学したことで、認知行動療法というカウンセリング手法に出会う機会がありました。カウンセリングを受けることさえ、カウンセラーからの評価が気になり、難しいものでしたが、書籍を通じて多くのことを学ぶことができました。幸運なことに、認知行動療法は自分自身でも実践できる方法で、自分のペースで少しずつ挑戦を重ねることができました。
その結果、徐々にではありますが、これまでできなかったことができるようになってきました。認知行動療法は魔法のような都合の良い方法ではなく、自身でさまざまなことに挑戦する必要があり、急激な変化をもたらすものでもありません。しかし、私にとっては、自己探求の光を見つけたように感じました。

認知行動療法カウンセリングセンター山口店

認知行動療法カウンセリングセンター山口店では社交不安に悩む方へのカウンセリングも実施しております。オンラインでの対応も可能でカウンセリングに不安を感じる方がいましたら画面をオフにしていただいてもかまいません。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?