一度読んだら絶対に忘れない哲学の教科書
ネオ高等遊民という人の2024年の作品。ゆる哲学ラジオというYouTubeチャンネルの動画で、この本ともう一つ(三冊のシリーズ)の二つをえらく薦めていたのを見て、こちらを読んでみました。
合計60人の哲学者を紹介しています。非常にすっきりまとまっていて、次々に読んでしまいそうになりますが、一度に二人が限度でした。三人目まで読むと、脳のブレーカーが落ちる感じでした。
このなかではニーチェかな。
「…永劫回帰とは無意味さをとことんまで過激に強調した思想として…」
というあたりが、今のボクの気分にしっくりきました。
昔、岩波文庫の「ツァラトストラは〜」とか「善悪の彼岸」を読んだ時は字面を追うのが精一杯で、意味はさっぱりわかりませんでした。今のボクなら、この著者がまとめているようなニーチェの思想を読み解けるかもしれないので、もう一度チャレンジしてみようかなと思いました。無理っぽい気もしますが…
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