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【海外チームのトレーナーにどうやってなるのか?】


こんにちは、株式会社Pflasterの風見です。

柔整・鍼灸・トレーナー学生向けに実技用オンラインサロン『おにぎり』を主宰しています。

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さて、本日は友人でもあるタイでプロサッカー選手として活躍している

三木 健(ミキ タケシ)君とランチをしました。

彼とは12年ほど前に友人を介して出会いました。

当時から海外志向が強く、今もタイでプロ選手兼コーチとして活躍しています。

三木 健 Wikipedia  詳しくはこちらを参考にしてください。

今回も日本での講演の仕事などで一時帰国した際に時間を作ってくれて会いに来てくれました。

海外、特にヨーロッパなどでもプロ契約したりと華々しい経歴を持っている

三木くんですが、その裏の事情というのは紆余曲折。

悔しい思いや騙されたことなどたくさんあったと。

その中でも良い出会いもあり、今は夢見るサッカー選手のお手伝いもしているとか。

サッカー留学をする会社はたくさんあれど、契約まで持っていける会社はごく僅か。

参加する方も契約ありきでトライアウトを受けるが、落ちてしまって仲介会社と揉めることもしばしばあるそうだ。

もちろん、契約を約束されてトライアウトを受けるわけではないので仲介会社に非はないのだが、そこに行き着くまでにそういったことも踏まえて話すところが少ないそうです。

三木くんは、相手先にしっかりとビデオや資料を読んでもらい、本当に見たい、一緒にプレーしたいという選手をチームに紹介するエージェントを目指して活動しているのだそうです。

もちろん、本業のサッカーをしながら。

そんな三木くんに質問をしてみた。

『トレーナーやセラピストって海外のチーム需要ある?』

返答としては

『ありますね。ただ、道が少ないです。』

こんな話から、海外で活躍するトレーナーの人はどのようにして

チームと契約するのか教えてもらいました。

現在、三木くんはサッカー選手の海外留学・チーム契約のエージェントをしており、そういったことの話は多くなくともちょくちょく来るようです。

【海外でトレーナーを仕事にする方法は4つ】

まず、大前提として、遠回り・苦労はつきものという形です。

楽にチームトレーナーになれる、すぐに契約できるということは

まずあり得ない

とのことです。

その中でも、このようにあるそうです。

1.日本代表トレーナーになってそのネームバリューをもとにチームへの営業

2.名だたる選手の専属となり、一緒に海外へ行き、そのまま海外拠点にする

3.海外の大学に行き、そのままトレーナー活動を行う

4.海外の小さなチームから始まり、その監督やコーチに認められて監督やコーチの動向と共にTOPチームまで行く形

とこの4つに分かれるそうです。

【日本代表トレーナーとして】


まずは1つ目。

これは言わずもがな、ブランド力勝負ですね。

日本代表トレーナーとして、帯同し、その時に海外の監督やチームに売り込める材料となれば、呼ばれる可能性は大きいですよね。

やはり、海外へ行く機会も多く、向こうの方との接点も多く持てたりするので

チャンスの機会は多くあると言えます。

ただ、条件があり、語学が堪能であることが条件のようです。

チームとしても呼びたいけど、語学ができないことでのコミュニケーション不足は痛手であると認識しているようです。

【海外挑戦選手に帯同】

こちらも王道とえば王道ですね。

野球やゴルフなんかでも選手一人に帯同していくパターンもあります。

そして、連れて行くと必ずと言っていいほど、チームメイトともに仲良くなれます。

そんな感じで繋がりが増え、横のつながりから仕事になるという手順になります。

海外のトレーナーになりやすいかどうかで言えば、選手次第になりますし、そもそもその選手について行くので、選手との契約が切れた瞬間にちょうどよくお声がかかるというのは偶然の産物と言えるでしょう。

もちろん、そこでできた繋がりがあり、日本に帰ってからお声いただくというのもあるので、“繋がり”の重要性が垣間見えます。

【海外の大学に学生として留学する】

読んで字の如く、大学に留学・入学してしまうということです。

実はこれが一番確実で近道です。

まず何がいいって、堂々と入国できて、滞在できる。

イングランドなんかは仕事で入りたくても入れない現実があったり(国内雇用守っているため)、そもそも旅行以外では入れなかったりします。

日本も同じで、海外の方が入国するには相当な手続きが必要ですし、仕事するとなると壁が高いです。

しかし、学生として入るのであれば、学校を卒業するまでの猶予をいただけます。また、その間に労働(インターン研修)をすることで繋がりができます。

顔を覚えてもらったり、存在を知ってもらうことでその大学・チームなどに残って働くことができるかもしれないのです。

ここで注意が必要なのは、働くことは禁止の国と容認している国があります。

アメリカ🇺🇸   
原則、学生ビザでは就業が不可です。大学・大学院生に限り、学校内でなら週に20時間まで働くことを許されています。

カナダ🇨🇦
こちらもフルタイムで学生をしている方は週に20時間までバイトできます。
語学学校の学生は対象外です。
またこちらは有給のインターンシップなどもあるため、挑戦するにはとても良いと思います。

イギリス🇬🇧
イギリスは半年や1年の学生ビザでは働くことができません。逆に長期のビザ(Tier4 Student Visa)であれば働くことは可能です。
この場合は週に10〜20時間、休暇期間ですと週に40時間も可能とのことで正社員並みにバイトができることになりますね。

各地域によって差があるため、事前に確認してから留学する方が良いでしょう。

しかしながら、これにも問題点が・・・

それは、お金がかかるということです。最低でも1000万以上はかかります。

そう、日本で大学行くのとでは桁も違います。

お金に余裕があるならこれが一番かなと思います。

こういう取り組みをしている企業もあるので参考に。


【海外チームの監督・コーチについていく】

まさに成り上がり。地方のチームいたのに、気がついたらトップチームのトレーナーになっているということも。

そんな事できるの?と思いでしょう。実は選手もこのパターンでトップチームまで行くこともあるそうです。

え?どういうこと?

ヨーロッパのサッカーリーグは下は5〜8部などに分かれてそれぞれのレベルに監督やコーチなどいます。

その監督が少しでも実績を上げると、そのカテゴリーの上のチームから引っ張られたりします。
そうすると、やはり、もっと上を目指すので、元いたチームの良い選手を引っ張ってきます。

そこでまた実績を上げると、さらに上のカテゴリー、元いたチームの良い選手を・・・という感じで上に行くそうです。

さぁ、ここでやはり感じるのは、スタッフも同じですか・・・?

全く同じではありません。だって、スタッフで勝利に導かれるかというとそうでない場合もあります。

えーーー、ノウハウがない!

しかしながら、選手からも必要とされ、監督からも必要とされれば呼ばれます。
これは日本などでもありますよね。

そう必要とされる能力が必要なんです。

必要とされる能力って何ですか?

治療技術?知識?

おそらくそれも必要でしょう。しかしながらそれ以上に必要なのは

圧倒的コミュニケーション能力です。

あっとう的です。圧倒。

言語能力もさることながら、相手の必要としている時に必要な言葉、行動ができる。

もうね、相手の行動を読む力ですよ、予知能力みたいに。

これができたら、チームに必要とされます。監督からもそう思われます。選手からも思われるでしょう。

あと必要なのは・・・運です。

そう、運なんです。え?もはや運ですか?

運です。

だって、その監督が一流になりたい、もっとTOPチームに行きたいと思ってなければ引っ張って行かれないからです。

そんな監督のいるチームにつけたら、そりゃートントン拍子ですよ。

ですが、そんな監督に出会えることすら奇跡かもしれないです。

じゃー意味ないじゃないか!!そんな声も聞かれそうですが、海外で成功するってそういうことです。

日本だって同じです。たまたまついた選手が海外挑戦して、引っ張って行かれるなんて、それも運だと思いませんか?

日本代表のトレーナーになるのだって、きっと運が必要です。(Jリーグに就くこともある意味運の良さ、タイミングの良さ)

僕の会ってきた方々はみんな口々に

『自分は運がいい』と言っています。

そんな思想を持っている方は運を引き寄せるのだろうなと思います。


【まとめ】

いかがでしたでしょうか?今回は三木くんの助言によって見えた、サッカー界の事業についてでした。

海外に挑戦というのは華々しくもあるけれど、それなりの苦労、というか相当な苦労があると思います。

海外に行きたい、海外のサッカーチームにチャレンジしたいという方は、連絡ください。

三木くんに繋ぎます。

それではまた!


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