サイコパス/ソシオパス

世の中には、ソシオパス/サイコパスと呼ばれる、反社会性パーソナリティ障害の人達が一定の数居るようです。

<反社会性人格障害の診断基準(一部を抜粋)>

1.法律にかなって規範に従うことができない、逮捕に値する行動を繰り返す。

2.自己の利益のために人をだます。

3.衝動的で計画性がない。

4.喧嘩や暴力を伴う易刺激性、攻撃性。

5.自分や他人の安全を考えることができない。無謀。

6.責任感がない。

7.良心の呵責がない。他人を傷つけてもいじめても物を盗んでも気にしない。責められれば正当化する。


(反社会性人格障害の診断にあたってはこれらの特徴や行為が全てが必要ではありません)

上記のような、反社会性人格障害と診断はされていなくても、私たちの周囲には犯罪、虐待、ハラスメントやイジメを繰り返し行う困った人がいるのは事実です。

かのスティーブ・ジョブズも反社会性パーソナリティ障害だとか。彼のことを書いた本はたくさん売れましたね。名言を壁に貼っている人も多いのではないでしょうか。
明らかな犯罪を犯すほどではないが反社会性パーソナリティ障害の人々を、マイルドサイコパスと呼ぶこともあるとか。

彼らは、犯罪やハラスメントの加害者になる側で、自分は全く困っていないので、精神科等に自ら受診しに行くことは無いのです。

逆に、彼らの被害者となった人々が、
うつ病等を発症し、精神科へかかるのです。

日本は、反社会性パーソナリティ障害の人達が放置され、犯罪をおかして警察沙汰にならない限り、罰せられることなく、私達の上司として、同僚として、毒親として、もしくは隣人として…
普通に生活しています。
毎日たくさんの被害者を生みながら。

日本は、差別やハラスメント、虐待をする側に非常に寛大で、周囲は被害者側に被害に合う理由があると考えます。

レイプをされた女性にさえ、彼女のスカートが短かったのではないか? アルコールを飲んでいたなら被害にあっても仕方がない…
という感想がネットを埋め尽くすほど。

こういった点では、日本は反社会性パーソナリティ障害、サイコパス、ソシオパスと呼ばれる人々にとって、生きやすい国と言えそうです。

だからきっと今後も数は増えるのでしょう。
そして、被害者の数も増えていくのです。
それに対し、精神科医の数は足りていません。

いつか、日本の一般の人が、普通の生活の中で目撃する差別やハラスメントや犯罪ギリギリの行為を。目をつぶらずに、勇気を持って告発し、加害者の側が治療などを受けられるようになる事を切に願います。





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