目的と目標、手段の理解しない上司は、部下を不幸にさせる。

目的と目標を説明できない、意外に上司が多い。

売り上げ、1000万達成する。
これはどっち?

これは目標。

では、目的は何か?

例えば、ダイエット。
来年の夏までに10キロ痩せたい。

これは、どっちだ?
これは目標。

なんのために痩せるのか?

痩せたスタイリッシュな体で水着を着て、旅行を楽しみたい!

これが目的だ。

その指標として、10キロという目標を作ったわけだ。例えば、10キロ痩せなくても、水着が綺麗に着られれば満足するし、10キロ痩せても、気になることろがあるならば、満足はしないかもしれない。

不健康に痩せても見た目は悪くなるし、それで体調が悪くなったら本末転倒だ。

危険なのは、10キロ痩せることに執着して、無理なダイエットをして、拒食症になることもあるかもしれない。

つまり、目的に執着することは良いことだけど、目標に執着することは、危険と言える。

手段を間違うからだ。

旅行を楽しみたいという目的ならば、健康的に痩せようと思うだろう。
旅行には心身ともにベストコンディションで行こうとするだろう。
走ってみたり、ジムに行ったり、食事管理したり、これが手段だ。

食べた後に、指を口に入れて吐き出す。なんて、
これも手段だが、この手段は選ばないだろう。

つまり、手段は選ぶことができる。

売り上げ1000万を上げる目的は何か?
やはりそれは、幸せでポジティブなものであってほしい。

それを決めるのは上司だ。

1000万を目的にすると、達成するための手段が危険なものになってしまう可能性がある。

不正だったり、無理強いだったり、リスクが高い選択をしたり、あのビックモーターもそうだ。

目的がないと、手段を間違う可能性がある。

そして、いつしか手段が目的になり、取り返しがつかないことになる。

成果がでないことをやり続け、やらせ続けるそれが正解だと思い込んでしまう。

それが上司だったら、致命的だ。
その部下は不憫でならない。

目的はブレない、誰もが納得するやる理由だ。
ポジティブな方がいい。

目標はそれに近づくための、数字の指標だ。
道標とも言える。

手段は変えることができる。
ベストなものにしないといけない。

全員で、目的、目標、手段を共有できたなら、楽しく仕事ができるはずだ。

生殺与奪権は上司にある。

まさに、このことだ。

ポンコツ上司は、部下を不能にさせ、不幸にさせる。

心に刻もう。

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