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やっぱり作る羽目になる
孫のお食い初め
娘:「河原で石を拾ってこようかな。」
私:「それなら、花弁餅を作ろうか?」
娘:「うん。宜しく。」
私の心が「しまった。」と言ったが
後の祭りとなった。
白餡を練って味噌を加え
味噌餡を作る。
白餡に練った梅を加え
梅餡を作る。
牛蒡をお出汁で甘く炊く。
求肥を練って伸ばし、粉を振る。
牛蒡に味噌餡を巻く。
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味噌餡の上に梅餡を置く。
![](https://assets.st-note.com/img/1696009470778-Mka27N84wK.png?width=800)
求肥を抜き型で丸くくり抜く
餡を包む
求肥のねば付きを抑えるために振っておいた粉を
刷毛で落とす
![](https://assets.st-note.com/img/1696009630266-hsjHaLFHZI.png?width=800)
金粉を乗せて出来上がり。
![](https://assets.st-note.com/img/1696009765895-nk8DXQhZ4U.png?width=800)
夜鍋になった。
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花弁餅は菱花弁とも呼ばれる。
宮中では正月のお膳に並ぶ高尚な菓子。
丸い求肥に四角い桜色の求肥を重ねる。
牛蒡は本来塩で漬けたカチカチの鮎が用いられた。
味噌餡を使うのは、この菓子自体が
椀物の見立てということになる。
一生を食うに困らないように
という願いを込める。
幾つになっても娘は可愛い
孫はもっと可愛いが
孫に娘の面影を見て
一層愛おしくなる
いい月夜だ。
いつまで経っても親バカだな
お月さまが笑っている。
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