「伝わらない」からの脱却。言葉がスッと入ってくる人の特徴とは?
天気が良く行動しやすくなってきた、5月中旬。
新年度になって少し時間も経ち、落ち着いてきたというのも相まって、色々な方とお話しする機会が増えてきました。
特に、中高の同級生(卒業ぶり!)や、前職の同期や上司とは、昔の話に花を咲かせるだけではなく、現在の事、将来の事なども話すことができ、当時想像もしていなかった関係性を新しく築けて、とても充実した時間でした。
今日は、ここ数日いろんな方とお話しして気づいたことシェアです♪
「伝える」と「伝わる」の違いとは?
「伝える」と「伝わる」という言葉。
一文字しか違いませんが、その差は大きいですよね。
二つの違いについて
「伝える」=主観的で一方方向
「伝わる」=客観的で双方向
なのは、なんとなく理解できるかと思います。
(英語で調べてみたら、「伝わる」の場合は必ず第三者が文章に登場するので、差が分かりやすかった!)
せっかく話すなら、伝わる(=相手に届く)ように話をしたいですよね。
では、どうすればいいのか?
上手な人の特徴をお手本に、3つ考えてみました!
参考になれば嬉しいです。
①自分が納得した言葉を使っている
話を少し複雑にしてしまうかもしれませんが、「伝える」ファーストの考えで、伝えたい事柄をきちんと自分の言葉で表現するのがとても大切です。
転職サポートをさせていただいていて、時折見かけるのが、誰かの表現をそのまま使った転職理由や志望動機。
表現自体には問題ないのですが、誰かから借りてきた表現だと、自分の気持ちが乗っていないので上手く伝えることができません。
下手でも良いから、自分なりの言葉を使うのがファーストステップです。
<苦手な方は>
素敵だなと思った表現や文章をピックアップして、なぜ良いなと思ったかを考察してください。そこにあなたの心が動いた理由が隠れています。
・自分も同じような経験をしたから
→自分は具体的にどんな経験だった?
・自分には無い発想だから
→今まではどんな考えをしてきた?
・まとまらなかった考えを上手に表現しているから
→どういう時にその悩みにぶつかった?
このように深堀していくと、あなたのオリジナリティが出てきます◎
②表現方法をたくさん持っている
言葉がスッと入ってくる方は共通して、表現が豊か。
言語化の引き出しがとても多いです。
言語化とは、頭の中のことを言葉に変換していく作業。
なので、知っている言葉の数が多いほど、より適切に変換できます。
日本語はすごく表現豊かな言語で、似たような意味でも微妙にニュアンスの異なる言葉がたくさんありますし、同じ内容でも伝えたい人が変われば、伝え方も変わります。
適切な言葉を選択できると、あなたの思いが相手に届き、グッと距離を縮めることができます。
<苦手な方は>
おすすめなのは、読書!
(本を開いたら必ず居眠りするくらい読書が苦手だった私が、こんなこと言うなんて…笑)
普段あまり触れない領域の本も、ぜひ手に取るようにしてみてください。
即効性は少ないかもしれませんが、新たに仕入れることのできる言葉が多いので、インパクトは大きいです。
また、以下のことを意識して表現方法を増やすのもアリ!
・具体化⇔抽象化
・主観的⇔客観的
・専門的⇔汎用的
私もまだまだ勉強中です。一緒に引き出しを増やしていきましょうね。
③自分と向き合っている(≒自己理解が深い)
三つ目が一番大事だと私は考えてます。
自己理解とは、自分の特性を把握し、受け入れていくこと。
得意なことは伸ばしたり、苦手なことは誰かに頼ったりしてもOK。
そうして自分と向き合うことで、本当の気持ちを素直に表現できるようになります。
まずは、自分の心が動いた出来事を観察してみる。
変化や違和感に気づくことが、自己理解のスタートです。
あなたの頭の中には、「言葉未満のかけら」がたくさん眠ってます。
どんなかけらがあるのか、たくさん深堀をして探してみてくださいね。
<苦手な方は>
日記を書くことをおススメします!
私自身、同じ悩みでぶつかっては、よく分からないまま、放置してきました。
ですが、一年くらい日記を書い続け、今では少しずつ自分の傾向が分かり、思考が整理されて自己理解が深まりました。
日記書くの面倒だなぁ…と思った方!
こちらの本を是非読んでみてください♪ 「さみしい夜にはペンを持て」
いかがでしたでしょうか?
私たち人間が社会生活を営んだり、物事を考えたり、後世に教えを伝えられるのも、言葉によるところが大きいです。
一方、言語化は意識しないとなかなか鍛えられません。
是非、上手な人の特徴を取り入れてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでも、自分らしい相手に伝わる表現ができるようになりますように🕊
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