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ITエンジニアへの道筋、私の場合

0.初めまして。
1.エクセルの関数に触れる。
2.VBAの存在を知る。
3.業務の一部を自動化する
4.エクセルでの限界を感じ、RPAやPythonを知る。
5.Pythonでのデスクトップアプリ開発。
6.個人の開発速度の限界。RPAの導入。
7.PDAの開発もできるよね?accessとVB.netをかじる。
8.いざ新天地へ
9.これから。


初めましてこんにちは。

猫の手と申します。
元半導体エンジニアから、異業種のITエンジニアへと転職しました。
変化のトリガーと、これからを記しもしこの記事を見た方が同じように変化を取り込んでいけるといいと考えています。

1.エクセルの関数に触れる。

Vlookup関数との出会い。(今はxlookupでしょうか)
:参照をもとに、リストから対象データを引っ張り出す。
データを参照することができる、探して書く必要がなくなる。
(データベースとして考えることができる。)
エクセル関係の関数の本を購入し業務に生かし始めます。

これが自分にとっての初めの一歩だったと思います。
作業を一部とはいえ、自動化。お仕事の自動化。

2.VBAの存在を知る。

マクロというものがあり、動作を覚えることができる。
またそれを少し変えることができれば、いろいろな業務を自動化できる。
記録されたものを、構造とルールを学び一部自分のものとしました。

3.業務の一部を自動化する

別のファイルを開いてまとめたり、レポートを作成してメールにしたり
帳票などまとめているデータをとりまとめ、エクセルのリストにして、担当者が業務の振り分け先を設定するとメール通知と作業用フォルダを生成等。
業務を楽に。人の手が必要なところはどこかと考え始めました。

4.エクセルでの限界を感じ、RPAやPythonを知る。

VBAのスキルが高いわけではないため、いわゆる不具合への対応に追われ始めます。もっと早くもっと簡単につくれないか。
それを課題として設定し解決策を模索しました。
そこで見つけたのが、低コストの学習で覚えれる(という触れ込みの)PythonとRPAでした。
実際に、とっつきやすくはあったのですが少なくとも片手間とはいかなかったです。

5.Pythonでのデスクトップアプリ開発。

3の業務の自動化の実績をもとにPythonのインストールと導入の申請を行いました。これで、これこれの業務の自動化できる何時間の削減がきたいできると資料を作成し提案です。
プログラムとは何かとの説明に、小説「え、社内システムすべてワンオペしている私を解雇ですか?」のプログラムの説明シーンを流用して上司たちを説得。
作ったデスクトップアプリは、①Webクロージングして必要データをダウンロードし、エクセルデータを整形・グラフ化をつくりレポートデータとしてまとめるものです。業務のデータを見て問題ないかを1つ1つ確認する作業を1つのレポートにして一目でみて終わるようにしました。
②見積書などのPDFデータの手入力を自動化。
画像認識と文字への置き換え、認識パターンの分類と大変なものでした。
基本的な知識は、PDFを取り込みリストかする教材を購入学習したものもとに作成。画像認識である為あくまで入力サポートととして、確認し修正できるような形へ仕上げました。

6.個人の開発速度の限界。RPAの導入。

もっとはやく!もっとこれらも!
残念ながら開発・運用・保守すべて一人です。
複数の業務を自動化、またほかの業務のエクセルマクロの作成や、未稼働となった過去のマクロの手直し等リソース不足に陥ります。
早く簡単に人の作業をエミュレーションしてくれる、RPAを導入するしかないと考えました。

1.導入成功した企業をまねる
2.導入手順を学ぶ
3.社内のほかに導入した部署を探す>ナカッタワー!
4.グループ会社のほかに導入した部署を探す。>アッタワー!
5.上長へ簡単にプレゼン、グループ会社の方と連携しベンダーから社内へプレゼンをする。
6.導入
7.開発・運用・保守 1人の戦いがまた始まる

7.PDAの開発もできるよね?accessとVB.netをかじる。

さてさて、できることが増えて自動化も増えました。
RPAの開発運用と保守の仕事も追加され。ましたが、新規開発を1度とめじっくりと2か月で仕上げる仕事が来ました。
点検端末の開発です。
データの取り込みDBはAccessで作られていて、それに自動で取りこみレポート化。Access自体はVBAの経験が少し活きました。
問題は点検。
順番にまわるなら、いいのですが皆各自のルートがあるという。
コードを読み取る機能があったので、部屋のノブにバーコードを生成し読み取ることでそこの点検を開始できるように設計。SDKでRPAみたいに作れると思ったら、内部処理などは自作するしかなくVBA>VB.netへのロゼッタストーンを読み解きつつ作成!テストテスト!改善要望のリストを書いてもらい導入!無事完成しました。他拠点への横展開と説明を行い、他拠点との開発チームを作っていただき情報の共有と作り方の説明とどうなっているかのドキュメントの作成。初めてがいっぱいでした。

8.いざ新天地へ

社内政治は大事です。
どうやらうちの大ボスと、これらの業務の上司は違うボス側に私はいることになり、わが大ボスよりあなたの業務は不要と通達を受けます。(なお月末に社内表彰があり、最優秀賞を受賞。表彰してくれる者と判定者が別なのは問題ですね)

さてさて、不必要となれば必要なところに行くしかないなと判断。
上記の経歴をしたため、GreenやWantedly、Bizreechへ登録し転職活動開始です。
Pythonの未来が楽しそうでしたので、そちらの方へ進みたかったのですが、
残念ながら落選が相次ぎました。しかしここは何社もうけて面談経験値は非常に大事だと思います。慣れとは大事ですね。
RPA関係はすごくよかったのですが、やりたいのはそこではないと頑なに固辞しておりました。
退職のタイムリミットもあったため、公募があった会社へ募集。その語RPAがメインですがなんとかIT業界へ入ることができました。

9.これから。

本を読むときは最初と最後を読むといいといわれます。
今回のことから、必要とされ、正しく評価され楽しく仕事ができる事が大事要素の1つ知りました。
自身ののミッション自体は、ゲームでいうバッファー。
効率化・自動化が自分の人生の主軸となっております。
RPAにこだわらず、多様なツールや必要部分だけのツールの作成と
効率化・自動化を、主としてサマリーデータの収集や通知などをさらに進化させていこうと考えています。
BIツールに、WebAPP、分析になどやれることもやりたいこともいっぱいです。
今では、RPAの開発からそのRPAの管理システムの設計・開発、滞留業務の集計と通知、ダッシュボードの開発など社内業務をメインに楽に早くわかりやすくするために働いています。さらなる効率化・自動化のために日々日々自己勉強です。
そのうち必ず、自社内で会社を作る or  独立すべく道筋にそって頑張っています。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

Thanks 
考えを変えてくれた、情報発信者
プログラムを教えてくれた師匠
支えてくれた家族

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