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「自分が社会に打ち出したい価値がちゃんと相手に伝わっていますか?」3つのWhy?の質問に対する回答
毎日、多くのことを学び、感じ、書き留めておきたい、と思うことが多いのに、怒涛のように日々が流れて行ってしまう。
でも、考えで頭がパンパンになってしまう質なので、書ける時には書いていこうと思います。。
自分が社会に打ち出したい価値がちゃんと相手に伝わっていますか?
先日、ご縁あってお誘いいただいた奥田浩美さんの30分程度のワークショップの内容が印象的で、久しぶりに目が覚める思いがしたので共有をさせていただきます。
Zoomでのワークショップで、私は初対面の人ばかり。奥田さんにお目にかかるのも初めて。でも、心理的安全性の確保を意識されているため、温かく優しく大変心地よい集まりでした。
そんな中、出てきた質問が、「自分が社会に打ち出したい価値がちゃんと相手に伝わっていますか?」というもの。
この質問を受けて、「あれ、私、頑張って仕事をしているけど、伝わっているのかな?」と思いました。
そもそも、「自分が社会に打ち出したい価値」を言語化できるでしょうか?
これを具体化するワークでした。スタートアップ企業の経営者に必ず質問される内容だそうです。
ちょっと抽象的で不安になるかもしれませんが、私はこのワークをしてみて、久しぶりに自分の原点を見直すことができ、今の自分の状態に言葉を付けて、再構築することができ、心が晴れた思いがしましたので、ぜひ、お付き合いください。
「自分のSuper Powerは何ですか?」
まず、多くの人間の本質の中から、「自分のSuper Powerは何ですか?」と聞かれます。
Super Powerとは、自分が普段から大切にしていること、自分の行動の裏にある本質のようなものです。奥田さんは、「自分の取扱説明書」とか、「自分が亡くなっても、あの人は、〇〇と〇〇の人だったな。と思い出される要素のようなもの。」という表現されていました。
・自分がやっていることを説明するときに、この本質から解きほぐして語ると相手になぜ、この活動をしているか、意図が良く伝わるよ。とか、
・自分の方向性を見失ったときには、改めて自分のSuper Powerを見直すと、道筋が見えてくるよ。と教えてくれました。
人間の本質とは、例えば、寛容、愛、笑顔、好奇心、誠実、尊厳、受容、安心、繋がり、探求心、…等々(もっとたくさんあったけど、思い出せない)です。
私は、自分のライフテーマである「愛」と「自立」でした。
「自分が成し遂げたいことはなんですか?」
次に、「自分が成し遂げたいことはなんですか?」と聞かれます。
ふむ。。そんなこと、久しく考えたことなかったな。と思いましたが、意外とすっと出てきました。
・女性が自由に自分のやりたいことを選択できる社会にしたい
・女性が能力を公平に評価される社会にしたい
・より多くの女性が経済的自立を得られる社会にしたい
私が、高校時代にぼんやり考えだして、ずっと考えていたことです。
3つのWhy?
さらに、「自分が成し遂げたいこと」について、3つのWhy?を聞かれます。
・Why this?(なぜ、これなのか?)
・Why you?(なぜ、あなたなのか?)
・Why now?(なぜ、今なのか?)
もちろん、答えられなくても全然、大丈夫ですよ~という言葉を添えられています。この質問を考えることで、「あ、まだ今じゃないな」とか気づくこともできるわけです。
私の場合は、
・女性が経済的に自立していないと男性も女性も幸せにはなれない(精神的自立は経済的自立があってこそではないかと考えています)
・女性が自立できないことから生まれる苦しさと弊害を知っている。偶然にも授かった3人の子は全員女の子だった。
・今やらないと、娘たちが社会人になるまでに間に合わない!
でした。
今、本業とは別にライフテーマ・ライフワークとして女性活躍やワークライフバランスに関する活動をしていますが、なんか、大きなテーマ過ぎて、自分でも時々「ポジショントークのように受け止められているのではないか?」など不安を感じることもありましたが、そんなことは気にすることはなく、自分にできることをいただいたご縁の中でやっていこうと、腹落ちした有意義な時間となりました。
ぼんやりと自分の中にあるものを救い出すような作業で、とても心が温まる時間となりました。
忙しい日々に流されて、漠然と不安を感じている皆さんも、ちょっと立ち止まって考えてみるとよいかもしれません。
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