安心安全と冒険の両輪

NPO法人リスニングママ・プロジェクトというNPO法人の代表をしている。
お母さんがお母さんの話を聴く、お互いに聴き合える、ついでに聴く技術もガチに学べる、というオンライン上で活動している団体だ。

この団体で、私が大事にしていることは、「安心安全」。

お母さんというものは、妊娠という初めてごとを経て、日々、新しいことに向き合っているのに、周りからは仕事をしていないとか、何もしていない、とか、言われ、本当に傷つくことが多いと実感しているからだ。

自分の身体全身を使って、日々チャレンジしてるんだよ、と、大きな声で言いたい。

とはいえ、
自分が出産する前は、こんなこと全く思っていなかった。
時間はあると思っていたし、
もっと、気楽なものだと思ってた。
私は、幸いにも子育てを楽しめる方だったけど、それでもこんなに普段の生活と違うし、辛いものだとは、思っていなかった。

本当に些細なことに、傷つけられることが多いし、
子どもを守らなきゃという本能も働き、
イライラ、ガルガルも続く。
自分の嫌な本性がどんどん見えてもくる

子どもの成長とともに、自分も成長していって、
子どもが冒険を始める頃に、
母親もヘトヘトになってなくて、また社会に大きく冒険をできるようにしたい、というのが、私の野望だ。

男の子の母親だからかもしれないが、
冒険への憧れは大きい。
この冒険への原動力は、「安心安全」が大事と思っている。
家はそんな休息のできる安心安全がいい。

団体で醸成している「安心安全」の文化。
「聴く」という在り方がとても効果を発揮しているけれど、
意外に難しく、ハラハラすることもあるし、
色々なことをやらかすという意味では、危なっかしいところもある
けれども、やっぱり、土台が出来上がる気がする。

そして、自分自身だけでも、自分自身の中に「安心安全」な場を作ることができることも知った。

テイクオフまであと少し

自分のやりたい、まで、進んでいきましょう。
またね。