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巷の猫ちゃん⑦

僕は小道が好きだ

僕みたいな小さい猫でしか通れない

この小道から僕は人間をじっと見つめる

そうすると

人間は毎日服で体を覆って

寒い冬を過ごしている

寒いから人間は他の動物の毛皮を着たりする

僕たちの仲間の毛皮だ

人間は自分たちを守るために

他の動物の毛皮を着ている

僕はそれがこわい

何がこわいって

人間も動物なのに

他の動物から剥ぎ取ったもので暮らすから

しかも

人間は毛皮を捨てたりする

『必要なくなったから』

僕たちの仲間が消えていく

僕たちの仲間を大切にしてくれない

人間中心の生活ではしょうがないのか

僕たちはすごく悲しくなる

許せなくなる

もっと僕たちと同じように

毛皮のことも大切にしてほしい

僕たちも

人間も

毛皮も

元々は動物なんだから

この世の中は

人間が生活しやすいようになっている

それは

弱いものが強いものに食われる世の中

この世の中では

人間が1番上なのかもしれない

でもちょっと待ってほしい

動物の中で1番上にいる人間には

大きな責任がある

それは

全ての動物を大切にするということ

死んでいようが

生きていようが関係ない

全ての動物を大切にしてほしい


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