見出し画像

サヨナラのたびに、すこしづつ死んでいく

コール・ポーターの作品に"Ev'ry Time We Say Goodbye"がある。ジャズ歌手でこの曲を最初に歌ったのがエラ・フィッツジェラルド。その後にたくさんの歌い手に歌い継がれている。ボクが最初に聴いたのはシンプリー・レッドのバージョン

Everytime we say goodbye, I die a little.

一緒にいる時はうれしい。別れは悲しい。別れを言わなければいけない時に、ボクは死んだ気分になるんだ。変な気分だ、音階がメジャーからマイナーに変わるように。これがこの曲の一般的な解釈。

ボクはこの曲を少し違う解釈をして聴いている。

Everytime we say goodbye, I die a little.

サヨナラのたびに、すこしづつ死んでいくんだ。なにが死んでいくのかはわからない。でも、なにかが死ぬんだ。死が二人を分かつ時、すこしでも悲しくなくなるならば、それも悪くないんじゃないか。そうであってくれるならば。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
なかむらかずや

サポートいただいたお金はすべてピンクリボン基金に寄付します。 http://www.j-posh.com/about/fund/pinkribon/

ヨンデクレテアリガトウ!
4
役に立たない個人的な話。役に立つ情報はカタパルトスープレックス(www.catapultsuplex.com) で。