【自・貴】勧誘について

こんにちは。

「勧誘」ってだけで、見るのやめよう。と思った方もいるはず。
ただ、私は副業も宗教もネズミちゃんも何もしていませんのでご安心を。

今回は私が「勧誘」に出会った時のお話です。

（「勧誘」ってなぜかハードルが高いですよね
「お誘い」「ご招待」とかならまだ柔らかく聞こえるんですけど…。）

私、友達から「勧誘」を受けたことがあって
それがいわゆる「宗教勧誘」だったんです。

その友達は、素直で純情で、とっても優しい子。
友達を騙したり、嫌な思いをさせたりしないような子。
その友達から「話を聞くだけでいいんだけど…」
「3人紹介しないと次のステップにいけなくて…」と
あ、こんな感じでお誘いをもらうんだ。と内心少し感心。

きっと、その子も勇気を出して言ってくれたんだと思うんです。
私は「いいよ」と応えました。

正直、その宗教に入る気は一切ありませんでした。
そもそも話も聞いていないのにその気にならないですしね。
なので、実際にその日になるまで、なんていう名前の宗教かも知らず
「話を聞くだけ」本当にそれだけと思っていました。

当日、友達から
「実は、話を聞くだけじゃなくて入会しなきゃ次のステップにいけなくて」
「名前を書いてもらうだけでいいんだ」
「毎回お祈りに行かなくても良いんだけど」と
いろんなお誘いの言葉をもらいました。
これもまた、しつこく言ってくるのではなく
いつも通りの柔らかい物腰で、話しかけてくれました。

実際のお話は、仏教のお教やキリスト教のミサのようなもので
私は、その場でふむふむと聞き流すだけでした。
ただ、友達を含め入会している方も周りに複数人いましたが
同じものを身につけて参拝していることに
本当に宗教なんだなと思っていました。

そして

「真剣にその物事に向き合えないから申し訳ない」
と言って入会を断りました。
（何より、そのお話一回では、その宗教に魅力を感じなかったし
私はそれに救われるという思いもありませんでした。）

この一連の流れの中で
私は、いろんなことを考えました。

その宗教が好きでもないし興味もないのに
入ることは、失礼に当たるんじゃないか
その宗教が好きな友達と同じ意思じゃないのに
入ることは、失礼に当たるんじゃないか
友達に嘘をついてまで自分を隠して
入ることは、失礼に当たるんじゃないか

「私が」嫌だからというよりかは
「俯瞰的に見た物事」として、嫌だと思ったんじゃないか。
だから、こういった気持ちを相手に伝えるのがすごく難しくて
ある意味、自分の気持ちを隠した結果なのではないかと思うんです。

『本当は「嫌」なのに、それに理由を探しているような。』

心の底で「相手を否定したくない（＝個性の尊重）」という気持ちがあって
だから、いろいろな方向から物事を考えてしまいすぎるあまり
自分の意見や直感というものが働かなくなっているのではないか。

（と言いつつ、直感で決めることもある。
直感で決めること、それは自分だけに関わること
相手がいないこと、どうでもいいことだと思う。）

ということで、今回は「勧誘」の時の私の頭でした。

詳しくお話はしませんが、
その友達との関係や、出会ってからの月日
色々な背景でまた変わってくる話だと思います。

私は、どう思っていたの？
別に名前を書くだけなら良いかなぁ？
一度入会したことによってその後なにかあるのでは？
引越しをすれば、何もなかったことになるかなぁ？
友達のことを思うと名前を貸すだけと思ってするべき？
この友達のことをそこまで好きじゃなかったら、話すら聞きに行っていない？
話を聞きに行く時点で、ある程度見込みがあると思われているかもしれない？
話を聞きに来てくれたのに、入会を断られて悲しかったのでは？

さぁ、考え出すと、いろんなことが考えられますね。
そんな毎日です。

では、また。