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夜と明かり
ただいまの時刻は23時です。お風呂に入りながらnoteを書いています。
先週の日曜日、ワクチンの2回目を打ちました。打った翌日に39度近い熱がでて、苦しかった。ひざの痛みと腰の痛みもあって、食欲もでず、プリンとゼリーでなんとか凌ぎました。
秋になり、キャンプに行きたいなーと思い始めました。
夜になると否応なしに暗くなるのがいいですよね。キャンプ。子どもの頃、いつもより早めに寝かされて、夜が少し長く感じたのを思い出します。
寝室にタイマー付きのライトを買いました。スタンドアロンのタイプです。明るさが20段階調節できて、夜ゆっくり灯りが消える機能と、目覚ましに合わせてゆっくり明るくなる機能があります。お気に入りです。
夜眠る前に、60分で消える設定にしておく。
消えるまでの間は、何をしてもいい。ただし、絶対にスマホやテレビやPCを触らない。
というルールを設けました。
徐々に暗くなっていく部屋の中で、「明かり」について考えていました。
電気が発明され、エジソンが電球を発明した。と、思っていたのですが、白熱電球は、エジソンの発明ではないようです。エジソンは実用化に大きく貢献した、という方が正確らしい。
サン=テグジュペリの夜間飛行で、主人公が眼下に見える家屋の灯りに思いをはせる。
不夜城になったこぎれいな建物の中で、更けていく夜に抗って働く。
徐々に暗くなっていく電灯の中で、自分の手の陰影がいつもよりはっきりしていることに驚く。
思えば、子どもの頃よりすごく夜更かしになりました。平気で12時近くまで起きています。
キャンプの素敵なところは、夜が夜であるところですね。星空が見えなくとも、夜は訪れる。私たちなど意に介さず、夜はやってくる。
おそらくですが、キャンプに持って行かない方がいいものは、PC、Wi-Fi、明るすぎる電灯、そしてスマホ、ですね。かといって‥‥と、安全面を気にしてツッコミが入る。でも、明るすぎて困ることはそうないだろう。いざ困ったときに、明るい電灯と、外への連絡手段は、必要だ。
これがもっともなのです。もっともで、でもやっかいなんですよね。この考えが煮詰まり、行き過ぎているのがわたしで、眠れない夜で、暗い部屋に浮かぶスマホ画面なんですよね。
スマホを手放して、暗くなっていく部屋で、ストレッチをする。陰影の深くなっていく手を見つめる。観察する。
これがけっこう落ち着くのです。忘れないようにしたい。
お風呂から上がって、身体を冷やしました。ただいま23時33分です。今日はなんだか眠れない気がして、スマホが手に張り付いてしまったので、日記を書きました。少し、執着が薄れました。退屈と向き合いながら、寝るとします。
おやすみなさい。
(ねこやなぎ)
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