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なぜか猫の手がくさくて悲しいの 日刊ねこvol.3

甘えんぼうすぎる4歳の元保護猫と、うつで引きこもりがちの乳母(わたし)のやさしい共依存ライフ。陽気な彼氏もいます。


なぜだかわからない。
最近、猫の手がすこぶるくさい。

猫はとても綺麗好きな生き物で、起きている間はもっぱら体をなめなめして清潔を保っている。室内飼いの猫ちゃんであれば、シャンプーも半年に1回程度で十分なはずだ。

なのに。
なんか
くさい。(チーン)

なんか汗が蒸れたような心地よくない香りが、愛しい飼い猫から漂ってくる。これはなんだ?

慌ててググってみたところ、「匂いが強い場合は指の間が炎症を起こしている可能性がある」と出てきたのだけど、彼の場合は両手が等しくくさいので(悲しい)特定の箇所が腫れているわけじゃなさそうだ。

昔見た、「体を舐めるのが下手な猫もいる」というツイートを思い出して、ああ、うちもそうなのかも…と思ったり。でも今まで臭くなかったじゃん!
私も彼も飼い猫にあだ名をつけるのが趣味なので、今回は「ムレキング」「蒸れを」「蒸れっふぃ」などの不名誉な称号が誕生した。でもくさい手で人の顔をベタベタ触ったり、ほっぺをむんずと掴んできたりするので結構実害があるのよ。

そんなわけで、昨夜に猫のシャンプーを決行。
普段そんなに嫌がるタイプじゃないのに、びっくりしたのか昨日はお風呂で失禁してた。おーい。漏れキングじゃん。

ショックが抜けきらないのか、彼は今日1日もぬけの殻となって私にくっついている。いいお天気なのに珍しいけど、これはこれでぬいぐるみみたいだから可愛くて大好き。

変なあだ名つけてごめんね。

(余談だけど、、猫の前足を「手」と呼ぶのは少し恥ずかしい。同居し始めたときは私も頑なに「前足」と言っていた記憶があるのだけど、いつの間にか「手」「おてて」「しっとりマドレーヌ」などと呼ぶようになっていた。そして今回、無事に「汗が蒸れた匂いのしっとりマドレーヌ」に昇格した。-完-)

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