てつや

吉本所属のお笑い芸人、てつや。趣味は一人旅、日本制覇するまでの旅行記、として書いてこう…

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吉本所属のお笑い芸人、てつや。趣味は一人旅、日本制覇するまでの旅行記、として書いてこうかなと。

最近の記事

竹田城 ~闇の登山~

今回は兵庫県の竹田城のことを。 竹田城、これだけだと一般的な知識の人は「?」だろう。 しかし天空の城、それだったら全員が「あぁ、あれね。場所は分かんないけど」となる。 数年前に雲海に浮かぶ城跡が「天空の城のようだ!」と話題となった、天空の城ブームの先達者。 数年前の秋、秋の乗り放題パスを使って訪れた。 18切符は春夏冬だけで秋には存在しない。しかし『秋が不遇すぎる』とのことで、予め指定している連続した三日のみJR乗り放題という、18切符の下位互換…弟分の切符がある。

    • 屋島城 ~丸出しのお爺さん~

      今回も四国の香川、そこの屋島城を。 まるで厚底ブーツをひっくり返したような、大人しめのテーブルマウンテンのような、そんな特徴的な山にあった古代の城。 663年の白村江の戦いきっかけで造られた城で、いつかの鬼ノ城とは違ってちゃんと史書に記載のある城。 そこに関してロマン度は少し劣る。 駅から山上までバスがあるのだが、せっかくなので徒歩で。 4駅前から。 … …… 何故そうなったのか。 それは香川の名産品オリーブと県魚であるハマチ、をマッチングさせて生み出された

      • 丸亀城 ~仁義なき戦い~

        今回は四国の香川、そこにある丸亀城を。 ここは『三つの日本一がある!』と言われてる。 それは、 ・井戸の深さ ・天守の小ささ ・石垣の高さ しかし……これは城郭検定準一級の勉強の時に分かったのだが、純粋に日本一は一つだけだったりする。 それはどこなのか、 皆さんには分かるだろうか…… … …… ……… それは、『井戸の深さ』 深さは驚愕の65メートル! 数字だけ見てもピンと来ない人もいるかもしれないので分かりやすく言うと……まずは50メートルプールを想

        • 高取城 ~日本三大の一角~

          奈良県、そう聞いて連想するのは古墳と大仏とシカ、だろう。 実は日本トップクラスの城もある。その名は高取城。 場所は初代天皇ゆかりの地橿原神宮、の少し南。 近鉄線の壺阪山駅、から徒歩80分。 太ももと精神をこれでもかと酷使させる城である。 それもそのはず、ここは日本三大山城の一つ、つまりトップクラスの山城。 天空の城の異名を持つ備中松山城より標高が高い。 それなのに大天守だけでなく小天守、更にいくつもの櫓などの近世城郭的な特徴があった。 これが全盛期の図らしい。

        竹田城 ~闇の登山~

          鬼ノ城 ~闇の登山~

          岡山といえば桃太郎ゆかりの地 さすがはゆかりの地。しかし実は桃太郎伝説は全国にあり、発祥は不明。ゆかりの地も全国にある。 しかしその中でも岡山が群を抜いて有力地とされ、『「桃太郎伝説」の生まれたまち おかやま』として日本遺産に認定されてる。 国公認のゆかりの地だ。 その大きな根拠、それは鬼ノ城。 桃太郎の鬼、そのモデルとされてる温羅の住処。一説には「ここが鬼ヶ島じゃん?」と噂されてる。 さてその鬼ノ城、古代に造られた山城であり、造られたのは多分7世紀。 多分。 

          鬼ノ城 ~闇の登山~

          備中松山城 ~天空の城~

          天空の城、それを聞くと何を想像するだろう。 ラピュタ?ドラクエV?それともドラえもん雲の王国? 一般的な城好きならばこう想像するだろう。 ラピュタ、竹田城、そして備中松山城。 これは数年前の冬の18切符シーズン、天空の城を見たくなったので岡山県にある備中松山城へ。 この城は臥牛山と呼ばれるところにある山城。秋から冬、気象条件が揃えば雲海に浮かぶように見える。それが天空の城だ。 しかし気象条件が揃っても見れるのは早朝。午前中に雲海は消える。遅くても学校の朝のホームルーム

          備中松山城 ~天空の城~

          甲府城 ~サマとサバとサンマと…~

          今回は甲府城へ。 青春18切符で旅をしてると、ほぼほぼ甲府で数十分の待ち時間がある。 なので駅から徒歩数秒の甲府城もちょくちょく行ってるが、今回は本格的に。 甲府といえば昔の名前で甲斐国、甲斐国といえば武田信玄。 であるが、甲府城と武田氏、全く関係ない。 それもそのはず甲府城は武田氏が滅んでから築城されたからだ。 江戸にいる徳川家康を見張るために豊臣秀吉が築城を命じたらしい。 徳川家康側も元々築城企画してた説もあるけど。 ここまで巨大なのは珍しく、東日本では最大級だ

          甲府城 ~サマとサバとサンマと…~

          伏見稲荷大社 ~鳥居の数を数えましょう~

          前回はうっかり忘れてた、京都で気になること。 伏見稲荷大社の鳥居の数、全部で何基なのか? 伏見稲荷大社といえば千本鳥居だが、それは全体から見たらほんの一部分にすぎない というわけで行ってみた。 伏見稲荷駅、スタンプは未発見。 今はリニューアルしたらしく、これは旧駅舎。 かかる時間は未知数なので早朝から 灯篭もまだ点いている。 数え方としてはシンプルに、ダイソーとかで売ってるカウンターで。 交通量を調査してる人がカチカチやってるアレである。 本殿を過ぎてすぐ、

          伏見稲荷大社 ~鳥居の数を数えましょう~

          京都 ~金銀銅の閣~

          数年前の春の18切符シーズン…ちょっと京都で気になることがあったので青春18切符で京都へ。 京都駅、と駅スタンプ。 全面ガラス張り。「古都のイメージやけど最先端のセンスもあるんやで」そんなドヤ顔の京都人が垣間見える、ような気がする。 そして翌日。 とりあえず気になることの前に、京都観光のベタオブベタ、金閣寺へ。 あまりにもベタすぎて「京都でどこ行った?」と聞かれて金閣寺を言うと「あー、まぁ…京都だからね…」と面白味が無いやつとのリアクションをされ、 逆に言わないと「

          京都 ~金銀銅の閣~

          会津若松城 ~氷の城の紙芝居~

          最初の一人旅は福島県、の会津若松。 会津といえば会津若松城、会津若松城といえば赤瓦…だけども、 当時はそれよりも雪景色のイメージが強かった。理由は今も分からない。 始発電車に乗って数時間、いくつもの乗り換えを経て到着。 城の外観のような駅舎。会津若松城の修復に合わせて改装したみたいで、東北の駅百選に選ばれてるとか。 着いたのが夜だったので、観光は翌朝に。 そして翌朝、時期は1月という真冬、引くほど寒い。 水堀もキンッキンに凍ってやがる…! 石を思いっきり投げつ

          会津若松城 ~氷の城の紙芝居~

          自己紹介

          ども、吉本興業でポッセンライサーってコンビを組んでる、“てつや”といいます。 芸人としては今は最下層で、趣味は一人旅です。 当面の目標はM-1グランプリの決勝!そこにさえいけば嫌でも全国に名が広まりますからね。 最下層からM-1決勝の大舞台、これ豊臣秀吉レベルの下克上じゃないかな? とりあえずそれが目標で。 しかしそれとは別にもう一つの目標があるんですよ、日本制覇っていう。 島国に生まれたんだし、趣味が旅だし、ってことで。 だがしかし! 常に新幹線を使えるほどの余

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