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リモートワークと自己管理。オン・オフ、ルーティーンの重要性【広報の雑談】

こんにちは。約1500名が47都道府県でフルリモートワークをする株式会社キャスターのPRチーム(広報)モリ&ツボイです。

今回は、「リモートワークと自己管理」についてざっくばらんに話したいと思います。

リモートワークは息抜きしづらい?

モリ:先日、社内で気になるコメントを2つ見つけたんですよ。

リモートワークになり、休憩をとってもリフレッシュしづらくなりました。

出社して働いていたころは“給湯室で雑談をしながらほっと一息”のようなこともありましたが、リモートワークだと机から離れるのはトイレ休憩だけになり、息抜きがしづらくなったような気がします。

ツボイ:なんと!これは良くないですね。でも…たしかに私も集中しすぎて休憩とるの忘れちゃうことある…

モリ:そうですね。世間では、リモートワークは「サボるのではないか」という話題も挙がりますが、実態としては「働きすぎること」「休憩を取れていないこと」の方が心配なんですよねぇ。

ツボイ:そうそう、実態は逆なんですよねぇ。これは余談ですが、先日とあるメンバーが「キャスターの人は、みんな真面目!」と言われたと言っていて…私たち真面目すぎるのかな(笑)。

モリ:あはは。たしかに、1500人全員のことを知っているわけではないけど、知っている限りだとキャスターの中で不真面目な人って見たことないかも。

安心して一緒にお仕事ができているのでいいことだけど、根を詰めすぎず、余白や余裕も忘れずにいたいですね。ずっとPCと睨めっこしてないで、肩の力を抜くと仕事にもいい影響が出るかもしれないですし。

ツボイ:本当にそうですね。
キャスターに限らず、リモートワークだとオン・オフを作りづらいという話はよく聞きますし、私もオン・オフを作るのは苦手なんですよね。何かいい方法ないかなぁ。

モリ:私の場合は、オン・オフはかなり切り分けられている方だと思うんです。

ツボイ:え!どうやってるんですか?

モリ:自宅の中で仕事をする場所を決めていて、仕事の時以外はそこから離れるようにしているからかな。そうするとスイッチが切り替わって、キッパリ切り分けられるんですよね。

ツボイ:なるほどぉ。たしかに考えてみたら、私も基本的には仕事以外の時には仕事部屋に入らないかも。「仕事をする場所を決める」のは1つおすすめですね。

モリ:場所を変えることができないとしても、休憩時は1回パソコンを閉じるとか、何か自分に合った方法が見つかるといいですよね。

ツボイ:工夫次第で方法はありそうですね。以前、キャスターが運営しているオウンドメディア『Alternative Work』に精神科医の木村好珠先生に寄稿いただいた記事「部下のこんな変化に注意!リモートワークで上司がすべきメンタルケアとは」で、木村先生が

慣れないリモートワークによって精神科への患者数が増えている。その理由の1つにオンオフの切り替えができないという「ライフスタイルの問題」がある

と書かれていました。
少しでも体調に違和感を感じているなら、早めに対策をとった方がいいですね。

モリ:キャスターでも「オン・オフの切り替えを意識しましょう」とか、「適度な休憩を挟むことを意識しましょう」などと推奨していますが、本当に各自がリフレッシュできているかまでは分からないし、そこは自分で工夫するしかないところなのかな...

私自身も、オン・オフの切り替えはできているけども、お昼休憩の時はだいたい家事をしていて、息抜きできているかというとそうでもないんですよね...。でも、仕事とは関係なく、自分の問題かなと思っていますし、休憩中に家事ができることも助かっています。

ツボイ:リモートワーカーは休憩も含めて、自己管理が求められますよね。息抜きできずにパツパツな状態でも、視覚的に同僚のことは見えないから、察してあげることもできないし。

モリ:執行役員の越川さんは、以前、「ポモドーロテクニック」がおすすめと言っていましたよ。
タイマーを用意しておいて、作業の締め切り時間を決める。締め切り時間になったら、5分休憩しているそうです。これによって作業効率もグンと上がるそう。

こちらにポモドーロテクニックについて書かれた記事がありました!

ツボイ:おー、いいですね!今度やってみようっと。

モリ:それと、キャスターでは部活がいくつかあるので、部活仲間と雑談する時間を取るのもいいかもしれませんね。

ツボイ:あと、福利厚生のオンラインフィットネスに参加するのもよさそう!

リモートワークは自分の不調に気づきづらい?

ツボイ:休憩やリフレッシュできているかもそうですし、リモートワークだと、もし体調不良になっていても言われなければ気づけないですよね。

モリ:そうですね〜。通勤がないぶん、ちょっとくらいの不調なら仕事できるかなと思う人もいるかもしれないですけど、無理しないで〜と言いたい。

状況を教えてもらえたら、一緒に働いている人も気を配ることができるかもしれないけど。テキストでのやり取りだけだと分からないことが多いので、なかなか察してあげられない。

ツボイ:リモートワークのそういう特性から、キャスターでは入社時に、リモートワークでは「察すること・察してもらうこと」をやめましょうとアナウンスしてますしね。

これも木村先生がおっしゃっていたのですが、リモートワークだと他の人だけじゃなくて、本人も自分の不調に気づけるタイミングがなかなかないそうです。

オフィスに出社する場合は嫌でも、「着替えて、靴を履いて、玄関を出て、電車に乗り、会社に行くーー」というプロセスがありますよね。その間に気持ちのスイッチを切り替えられるし、ルーティーンがあることで不調にも気づきやすいそうです。

でも、リモートワークだとパソコンの電源をつけだけで仕事ができちゃうので、切り替えも難しいし、特に強制的なルーティーンがないので不調に気づきづらいんだとか。

モリ:なるほど〜。本人ですら気づけてなかったら、余計に同僚は気づけない。

でも、出社しなくとも、仕事前に何かしら毎日変わらずやっていることってありませんか? 私は、朝やるルーティンがいくつかあるんですが、同じことをやっていても、ちょっと疲れている時は、時間がかかったり変化を感じることがあるんですよね。

ツボイ:すごい!私は実はルーティーンが特にないんですが、CROの石倉さんは毎朝1杯の水を飲むようにしていて、日によって「よく飲めるな」「なんか飲めないな」と変化が分かるとおっしゃっていました。そういう、簡単に取り入れられることでもいいかもしれませんね。私も心がけてみよう。

不調に気づくためのヒントのお話は、こちらの記事で詳しく書いています。

部下だけじゃない!中間管理職の「リモートワーク不調」とは

自分が集中できる環境を知っておくことが大事

モリ:ここまで、休憩の取り方や不調の気づき方について話してきましたが、仕事に集中することも自分次第なところがあると思うのですが、ツボイさんが集中するためにやってることはあります?

ツボイ:あんまりないんですよねぇ。急にゾーンに入るタイプで(笑)。でも、朝ご飯をしっかり食べると、逆に仕事のスイッチが入りづらい気はしています。身体の状態にもよるので、人それぞれだと思いますが…。

モリ:私と逆ですね。私は朝食を取らないと、お腹空いてお腹空いて、何もできなくなっちゃう。ここら辺はホント自分に合っているかを自分の体の声をよく聞いてみないとですね。

あと、私の場合は、働く時間によって集中できたり、できなかったりします。一時期、週に1回、朝7時から仕事をするようにしたことがあったのですが、全然集中できなくて。起きる時間は、私はもともと割と早起きなので変わらないのですが、7時台に仕事を開始すると何かリズムが狂ってしまって。効率が悪いことに気づいたので、早朝出勤はやめました。

ツボイ:自分が集中できる環境や時間を知っておけるといいですね。

強制的なルーティーンを作りづらいのはたしかにリモートワークの特性ですし、そこを理解しながら自分の身体や心の声を聞いて、最大限にリモートワークを活用していけるといいですね!

また「キャスター通信」を覗きに来ていただけると嬉しいです!


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