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ため息23:マッキンゼーレポート

世界160カ国以上に販売を展開していたヨーロッパ大手メーカーが、自社ブランドイメージ調査を専門会社にさせたことがありました。

日本の代理店に派遣された調査員は日本語を理解しないヨーロッパ人で、調査は英語で行われました。英語圏ではない地域の調査も英語で実施し、本社からの指示ということで一方的で短期のスケジュールで調査が行われました。

調査結果は10CMほどのレポートにまとめられ、結論は現状維持が好ましいというものでした。多額の費用をかけた調査は、現経営陣の正当性を証明するのが目的ではなかったのかといううわさが流れました。

うわさを口にした幹部社員は、まもなく会社からいなくなりました。

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