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金言from山市文庫アーカイブ

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日常のビジネスシーンで受けた指示事項、顧客に指摘されたこと、商い成立の過程で感動したこと、取引の場面で失望させられたことなどを中心に紹介していきます。読者の周囲にもいつの世もどこ… もっと読む
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2021年11月の記事一覧

金言345:短期取引

『東京の人にはわからないと思いますが、「あの人」が信用できる人どうかは、関西の人間にはわ…

金言344:幸運な会社

サニーとカローラがしのぎを削っているマイカー時代、マーケットシェア2位の会社のセールスマ…

金言343:成果主義≠情報共有

通常、成果主義の会社では、稼ぐ社員が評価されます。不法行為はお上からお咎めを受けますが、…

金言342:のれんにあぐらをかいていました

2008年5月28日、創業80年の老舗料亭「船場吉兆」が廃業しました。負債は9億円で従業…

金言341:威儀を正す

静岡県富士市の叔母の葬儀に出席したときのことです。僧侶が登場する際に「威儀を正してお迎え…

金言340:中抜け

中抜けや、虚偽の忌引き休暇をとっている公務員の不正行為が、民放テレビで報道され、地方都市…

金言339:クルマ離れ

2008年頃から、国内を走る自動車の数が減少に転じたそうです。 原因としては、少子高齢化で若年人口の減少と原油高・環境問題・都市部の交通網の発達などでクルマ離れに歯止めがかからない状況になっているとのこと。 現在ではコロナ禍感染を嫌い、元気な若者は交通手段を電車から自転車にシフトしているかもしれません。また、高騰するガソリン代、駐車場、維持費などの支出を減らし、かわりに携帯電話関連の支出を増やしているのではないかと想像します。クルマが若者のコミュニケーションツールであった頃

金言338:気になること

テレビを見ていて、登場人物・芸能人の名前をその場ですぐに思い出せず、気になることがよくあ…

金言337:獅子身中の虫

仏徒でありながら仏法に害をなす者、また、内部にいて恩恵を受けながら、害をなす者をたとえて…

金言336:閃き

フランス版田中角栄といわれた仏人政治家がITバブルのひとつ前の80年代バブル期に活躍して…

金言335:聴くと見える

某民放ラジオ局の早朝、放送開始の際に流れる曲の歌詞に、「聴くと見える」という一節がありま…

金言334:今が一番

音楽プロデューサのミッキー・カーチス氏のことば。 「あの頃は良かったとか、僕は絶対思わな…

金言333:業界別営業スタイル

売るモノによって営業マンの営業スタイルは異なります。話し方から服装まで、いかにもそれがふ…

金言332:漢風ビジネス

大連のソフトウェア会社と業務提携したときの小咄。 現地の人は外国人に聞かれたら自分は漢民族と答えるといい、ほとんどの中国人はそう答えるといっていました。実際には、訛り、顔つき、体格、姓名などから、出身地や民族がわかるようです。経済成長率が毎年10%を超えていた数年間は、漢民族の天下でした。日本は東アジアの島に住む少数民族の日本族として、中華思想に組み込まれかねない勢いが、一時ありました。それが、チベット族の反乱で流れが少し変わったかもしれません。 日本では馴染まない商習慣の