ジストニア闘病記×プロ棋士への道 28
注射の効果が切れ始めたので、
最近は少々辛い日々が続いております。
今までは、2か月に1回打っていましたが、
次回は4回目ということもあり10月末まで開きます。
少し感覚を開けて様子をみるのが、
狙いなのか、主治医の単なる都合なのかは判然としていませんが(笑)
先日、息子は無事に将棋連盟で昇級しました。
昨日はその勢いのまま、開成中学・高校の学祭に、
息子は妻と行ってきました。
開成は言わずと知れた、東大入学が一番多い学校です。
さすが開成、学祭も大変混雑していたようでした。
将棋も強くて有名です。
将棋のブースで対局し、
4枚落ちで初段の高校生と対局して、
無事に勝利したようです。
「全く隙がなかったと」褒められ本人はいい気分で帰宅しました。
2年生の内に、何とか初段になってほしいものですが、
祖父の見立てだと、3年生の夏頃かな、と言っていました。
◎『違和感』太田光
「俺が表現するうえで、一番大切にしたいと思っているのは『問い』だ。」
人生には答えはありませんが、問いを発することは大切だと私も思います。
◎『向上心 自分の人生に種を蒔け!』サミュエル・スマイルズ 竹内均訳
「涙でいっぱいになった目には何も映らない。しかし、時間が経つにつれて、悲しみを経験したことのない人たちよりも、そういう人の目のほうが物事がはっきりと見えるようになるのである。」
今の私に沁みる言葉でした。
◎『心理学者が教える読ませる技術聞かせる技術 心を動かす、わかりやすい表現のコツ』海保博之
「表現の発生の根本には、喜怒哀楽のような感情、言いたい、伝えたいという欲求など、いわば情意の世界がなければならない。ここのところが枯れてしまっているときの表現は、それがどれほどわかりやすい表現であっても、相手の心を動かすことはまずない。」
文章表現などの本は数多ありますが、心理学からの視点を絡めたものなので、妙な説得力がありました。
◎『虚ろな十字架』東野圭吾
娘の殺害犯に死刑判決が出た後、離婚した夫婦の物語。数年後、今度は妻が刺殺されます。犯人はすぐに出頭します。遺された夫が真相に迫るミステリーです。図らずも最近「雪冤」、「検察側の罪人」と弁護士や検事が登場する小説ばかり読んでいます。
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