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あなたと、わたしは、ちがうから。

あなたになりたい、と思うことがある。
あなただったらいいのに。
それは小さなスマホの向こう側、
あるいは大きなスクリーンの向こう側、
それとも同じ空間で。

でも、あなたと、わたしは、ちがうから。

そんなことを思うこの頃です。自分にはできない仕事をしている人や、幸せそうな人、好きなファッションをして、好きな場所に行っている人を見ると、いいなぁ、と思ったりすることがあります。

でも今の自分は、過去の自分の選択の結果。過去の自分の努力の結果。
果たして、今の自分が不幸か?と問われれば、そんなこともなくて。これは、いろんな制約がありつつも、「自分のことは自分で決めて責任を持つ」という考え方に、この数ヶ月でシフトしてこれたからだな、と思います。

私の好きな、花

他者に運命を委ねるのは、誰かの助手席に座り続けることは容易くて楽。けれど、居心地の悪さすら飲み込んでしまうことに、それを人のせいにするのは、やっぱりどこか違和感で、かっこ悪くとも自分にとってはかっこいい自分でいたい、と思うようになりました。
(これは恋愛関係でも夫婦関係でもよくおきますね)


この、「あなたと、わたしは、ちがうから」というのは、親子関係、夫婦関係、とくに家族関係で色濃く出るなぁと思うこの頃。ここが安定していないと、他者と自分の境界が曖昧になってしまうなぁとも。安定しない状態でSNSをするのもちょっとしんどくなったりします。


この境界が線引きできている時は、相手は相手として尊重もできるし、心のが安定しているなと感じたりします。

外の世界、で好きなものを探すのはたのしいけれど、自分の内にある無限の楽しさみたいなものを発掘していくのも楽しい。
わたしは、わたしだけだから。

雨傘についた雨粒、干すとキラキラして好きなんだ。

私の場合、子供と家族と、クローズドな世界に閉じこもることが多くなると、、やけに外の世界が眩しく見えて、「ううううつらい!!」となってしまうのだけれど、ゆっくり深呼吸して、お風呂に入って温かいご飯を食べて、誰と比べることもせず、淡々とやるべきことをやっていくと、調子が整っていく。

しっちゃかめっちゃかな日々だけれど、暮らしをこつこつと営んでいくことを大切にしていきたいと思う春の午後です。



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