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私のHRキャリアとマネジメント

※この記事はEVeMアドベントカレンダーの記事です

今回、EVeMアドベントカレンダーを投稿する機会を頂いたと同時に、
外部ウェビナーで自身のHRキャリアを振り返る機会があったため、
『私のHRキャリアとマネジメント』をテーマに書きたいと思います!

■まずはじめに

私の簡単な自己紹介ですが、
・大学卒業後、インターネット系のベンチャー企業に新卒入社
・1~2年目はWB広告のメディアプランニングに従事
(ここではハードワークを学ぶ)
 ※そして実は、EVeM紺野さんと新卒同期! 
  長村さんは取引先というご縁が!
・3年目以降は自社広告プロダクトのセールス
(ここでマネージャーを初体験)
・6年目以降は人事にキャリアチェンジ
・2022年4月から新たなチャレンジ機会を求めて転職

という流れで今に至ります。

■なぜ人事に?

1社目の会社に入社した時点では、
“人事になりたい”という考えは全く浮かんでおらず、
そもそも自分のキャリアについて何も描けていなかった
というのが正直なところです。

営業として自律して仕事ができるようになってきた頃から、
・このままずっと営業としてキャリアを重ねていくのが良いのだろうか?
・自分が自信を持って”これ得意です!”と言えることは何だろうか?
・そして、自分が好きなことってなんだろう?
 ・・・・(悶々)

というように、皆さんが一度は通るであろうキャリアの悩みに直面し、
この時初めて、自分の強み/弱み、好きなこと/苦手なことについて考えてみました。

当時、新卒のトレーニー育成、
マネージャーとしてチームを持ち成果を出すこと、
自分より年上のマネジメントなどなど、所謂、
“マネジメント”という経験を自分なりに試行錯誤しながら行っていました。

自分が入社した時の先輩を評価する立場になったり、
立て続けにメンバーが退職したり、
思うようにチーム運営ができず成果が出せなかったり、
当時新任マネージャーの私にとっては
初めての経験が次から次へとやってきました。
”マネジメント”というものは何かを体系的に教わっていはいなかったため、
(ベンチャーはそんなものですよね)
自分なりに先輩マネージャーのやり方を真似てみたり、
とにかく必死に対応したのを覚えています。

話は戻りますが、この時の私は、
営業という仕事、マネージャーという役割を通じて
以下のような考えを巡らせていたような気がします。
・相手の特性を理解し、信頼関係を構築していくことが自分は得意
・自分が育成した後輩が人が変わったように成長し成果を出して表彰される、周りから賞賛される姿を見て自分のモチベーションに繋がると実感
・自分だけが営業目標を達成することよりも、チームで達成をすることの方が喜びが大きい
・チーム成果を出す上で、チームメンバーそれぞれの得意/不得意を理解し、上手く活用することが成果創出に大きく影響する

このようなことを考えているなかで、自分の中で組織作りや人材育成のへの探求心が非常に高まったことを覚えています。

自分のマネジメント範囲だけではなく、もっと体系的に、且つ、
全体から組織作りや人材育成に関与したいと思い、
HRへキャリアチェンジしたいと思うきっかけとなりました。

(そんな時にタイミング良く人事へ異動に・・・!!)


■そもそも、人事に必要なスキルって?

無事に?、人事キャリアをスタートして今に至りますが、
組織をリードする立場(事業側の部長、マネージャーetc)の人は、
全員が組織作り、人材育成、採用などHRを役割の一部として担うことになるため、そもそもHRのプロフェッショナルである「人事」に必要なスキルってなんだろうか?
と考えることもしばしばありました。

個人的に思うのは、土台になるのは以下のような汎用的スキルで、
 ・課題設定力
 ・コミュニケーション力
 ・信頼構築力  

上記に加えて
 ・HR知識(リーダーシップ、組織設計、マネジメントetc)
かなと考えます。

とはいえ、HR知識をただ単に持ち合わせていただけでは通用しません。
なぜなら、組織や人は会社やそのなかの事業によって様々なので、
組織の課題を適切に把握し、人事という領域からアプローチして解決できることが重要だからです。
  
・自分の保有する知識ばっかり押し付けてもあまり社員は動いてくれない
・前に上手くいった成功パターンが次の組織で当てはまるか?といえばそうではない etc

このようなことが、人事の方であれば経験あるかもしれません。

色々と必要スキルを並べましたが、、、
私が何より大事だと思う根本的なことは、
「人が好き(興味関心がある)」ことだと思います。

人事が事業サイドとコミュニケーシする上で、
その組織の”人””に関することは事業側の人間の方が詳しかったりするので、
事業サイドと対等にコミュニケーションをとっていくには、
「ひとりひとりに感心を持ち、HR領域において社員への解像度を圧倒的に上げていく」
ことが、人事としての価値を発揮していく上で非常に重要だと感じます。


■最後に

HRキャリアを目指すことになったきっかけを個人的に語りましたが(笑)、
実はこの起点は「マネージャーとしてマネジメント経験を積んだこと」が
大きく関係しています。

私はマネジメントを体系的に教わってきたわけではなく、
背中を見て学ぶスタイルだったので、幾度となく「これでいいのか?」と
疑問に思いながらトライする(そして失敗から学ぶ)を繰り返してきました。

そのような中、
EVeMの「ベンチャーマネージャーのマニュアル」と出会い、
自分がなんとなく頭に描いていたマネージャーってこういう役割だよね、
ということが言語化されていたり、
とにかく、非常に分かりやすくまとまっており、
改めてマネジメントの楽しさ/奥深さを実感しました!

【スライド約300枚】ベンチャーマネージャーのマニュアル|長村禎庸@EVeM|note

良かったら是非皆さんも覗いてみてください!
言語化されている内容に凄く共感できるできると思います!



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