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-経営お役立ち情報 No.01-飲食店を経営するためにやっておくべきこと9選!

飲食店を自分で始めたい!
ただ、どのタイミングで何をしたらいいのかわからない.…
そんなお声をよく伺います。

実際にやることは多く、走り始めてしまうと、思った以上に期限に迫られてしっかりと考える時間が取れなかった。ということがよくあります。

一番大事なのはしっかりと事前準備をすることです。今回は飲食店を開業するのに必要な事前準備を9項目にまとめました。

是非下記項目に目を通して頂き、開業の準備にお役立てください。


1. 事業計画の作成

  • コンセプトの決定
    どんな料理を提供するのか、ターゲット層は誰か、どのような雰囲気を作りたいのかを明確にします。

  • 市場調査
    地域の競合店の分析、需要の確認、ターゲット顧客のニーズを調査します。

  • ビジネスプラン
    メニュー、価格設定、売上予測、コスト計算、資金計画などを含む詳細なビジネスプランを作成します。

2. 資金調達

  • 自己資金の確認
    自分の資金を確認し、どれだけの資金を投入できるかを確認します。
    手元には生活費3か月分の余力を残し、自己資金によって運営するのが店舗としては健全といえるでしょう。

  • 融資の検討
     銀行や金融機関からの融資、政府の助成金や補助金の利用を検討します。

  • 投資家の募集
    必要に応じて、投資家からの資金調達を行います。

3. 物件探しと契約

  • 立地選び
    ターゲット顧客が多く集まる場所、アクセスが良い場所、競合店の少ない場所を選びます。物件情報に関しては流動性が高く、すぐ決まってしまう物件も多いため、店舗選定においては焦る場面です。予め理想とする物件の条件を明確にしておきましょう。店舗を始めるうえで一番最初の固定費となります。まずは不動産屋さんで予算間などを伝えた上で相談して見るのが良いでしょう。

  • 物件の契約
    物件の賃貸契約を行います。条件や賃料について詳しく確認し、必要に応じて交渉すると良いでしょう。ここでは経営者様の交渉力が問われます。

4. 設備と内装の準備

  • デザインと内装
    店舗のデザインを決定し、内装工事を行います。専門のデザイナーや施工業者に依頼することが一般的です。

  • 厨房設備の準備
    必要な厨房機器や設備を購入・設置します。

設備・内装については経営戦略によって変わります。
たとえば、大衆居酒屋であれば内装費をあまりかけなくても設営可能です。そういった場合、希望の規格の店舗での居抜きが最適かもしれません。

高単価なレストランなどでは、内装費をかけて高級な空間に価値訴求していくこともあるでしょう。

店舗のコンセプトや客単価など経営戦略に基づいた店舗内装を作っていきましょう。

5. 許認可の取得

  • 保健所の許可
    食品衛生法に基づく営業許可を保健所から取得します。

  • その他の許可
    酒類販売許可など、必要な許認可を取得します。

上記のほかにも食品衛生責任者や防火管理者を届け出る必要があります。
店舗によって肉を加工したり、菓子を製造したりなど….
業態ごとに追加で必要な許認可があるため、必ず事前に確認するのが良いでしょう。

6. スタッフの採用とトレーニング

  • 採用活動
    シェフ、ホールスタッフ、バーテンダーなど必要なスタッフを募集・採用します。 

  • トレーニング
    スタッフに対して、業務内容や接客マナー、衛生管理などのトレーニングを行います。

新規開業において、採用はとても重要な課題です。

営業を行う上でのコアメンバーに関しては周りの人などに直接スカウトし、オープン準備に入る前に人材を確保しておくことを強くお勧めします。

出店場所や立地にもよりますが、求人募集に関しては店舗前に求人広告を張り付けるなど、意外とアナログな方法が効果があります。
私自身は求人広告を使ったことがありませんし、紹介と店舗前募集だけでスタッフの募集について困ることはありませんでした。

7. メニューの開発と試食

  • メニュー開発
    提供する料理や飲み物のメニューを考えましょう。
    看板メニュー考案や品揃え、価格設定など販売シュミレーションを通して構成を考えていきます。

  • 試食会
    メニューの試作を行い、スタッフや友人・家族に試食してもらい、フィードバックを得て改善しましょう。お料理を食べて頂く側の意見も取り入れより良い商品開発をしていくと良いでしょう。

8. 宣伝とマーケティング

  • プレオープン
    グランドオープン前にプレオープンを行い、実際の営業の流れを確認しましょう。

    • 広告・宣伝
      SNS、チラシ、地元メディアなどを活用してお店の宣伝を行います。

    • オープン前の告知は開業する上で必須です。1か月以上前から実施して、店舗の準備の様子や商品紹介、店舗紹介などを通して「認知」を広め、まず初月売上の最大化を図りましょう。

9. 運営と改善

  • 運営管理
    日々の売上管理、在庫管理、スタッフ管理などを行います。

    1. 売上管理
      POSレジのデータから、「なにが」「いつ」「どのくらい」売れているのかを確認し、メニュー開発や仕入れの見直し・販促策のヒントとします。つまり会計システムにはPOS機能は必須といえるでしょう。

    2. 在庫管理
      在庫は売上に比例して変動します。つまり、売上分析なくして在庫管理はできません。ここで必要な考え方は「単品管理」です。
      主に小売りで使われる商品管理方法の一つですが、商品ごとに何個売れるかを日々予測することにより、各商品に使う材料をどのくらい発注かけて、どのくらい在庫を持っていなければいけないのかがわかります。そこから、メニュー構成における材料数の適正化や廃棄ロス削減・鮮度管理などに役立てることができるでしょう。

  • 顧客の声を反映
    顧客からのフィードバックを受け入れ、サービスやメニューの改善を続けます。

現在、お客様からの口コミはとても大きな影響があります。
その中でも飲食店の口コミで大きな営業があるのは「食べログ」と「MEO(グーグルマップ内の口コミ)」です。

それぞれの特徴としては、食べログは独自のアルゴリズムにより、評価を決めているため、単純に口コミ数の割り返しではありません。そのため信用度が高いのが特徴です。

グーグルマップに関しては、評価は均等割りになるため、評価に直結しやすいです。特に最初に悪い評価がついてしまうとそのあと評価が上がりにくかったり、コメントが来店阻害の要因になるため初期の口コミ対策は非常に重要です。

上記のように、飲食店の開店準備はやることが多く、内容も多岐にわたります。1人ではなく、協力してやっていくことが非常に重要です。

最初に自身と市場の情報をまとめて、店舗開店に向けて
進めていくことをお勧めします。

次回以降は、具体的に"どうやって情報をまとめて事前準備をしていくか"など実践的な記事を書いていければと思います。

長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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