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離婚して3年目の昨年亡くなられた72歳の経営者に捧げる。今朝夢に出てきたMr.K。

マンハッタンで40年以上マルチビリオンダラーカンパニーを経営されてるエグゼクティブのミケランジェロ腰巻さんと会食をした。 

ミケランジェロ腰巻さんはアメリカ生まれ、70歳。奥様は日本生まれ。

知り合ってから25年になるが、今日初めて聞いたのがマンハッタンのコロンバスサークルにお住まいだった。

ニューヨーク郊外のクリントン夫婦が住むChappaqua に住んでいると聞いていたら、なんと、奥様と過去20年間別居だったとか。

実は、誰にも言ってなかったけど、俺、コロンバスサークルに住んでるんだよね。
ついに妻と離婚が成立してね。 

え、そうだったんですか。

20年前からだよ。

それは初耳ですね。

しかし、その年齢で離婚されるんですか。

そうそう。 やっとだよ。

一体いつまで生きるつもりなんですか。 

ちょっとね。 離婚してくれなくて揉めてたんや。

相当の事情があるようだが、それ以上は突っ込んで聞かなかったが、大規模な会社を経営されているだけあって、リビドーも人一倍あった。 他の女性と親密な関係があるようなタイプではなく定期的に女郎屋に行くタイプのようだった。

いつも、経営方針について指南を仰いでいた尊敬できるおじいさまである。 

70歳で離婚。 

40年以上婚姻関係であり、その後、高齢になってから離婚というのは、前衛的なライフスタイルを地で行っている。

先日、投稿した内容の、人生50年時代の常識はいまは通用しなくなってきている説が信憑性を高めてきた。 

人生50年時代。

50歳で死んでいたらここまで頚椎の問題も出てこなかった。がん患者もいなかったはず。 なぜなら、皆死んでいたから。 

その常識もたった50年前まで常識だった。 

それが、人生90年時代では新しいコンセプトへのトランスフォーメーションを強いられるのではなかろうか。 50年前の常識は夫婦つがいになったら、何があっても「我慢しましょう。」で終わっていたはずだ。結婚して20年で死んでいたのだから我慢もできたわけだ。 

秘書が言ってたコメントが感慨深い。 

80ー90歳まで生きちゃたら、同じパートナーと50年とかいなきゃいけないわけでしょ。そんなのありえないですよ。 

合わない人と同じ屋根の下で50年間過ごすなど、拷問以外の何物でもないだろう。  もう、戦前戦後の「我慢しましょう。」は通用しなくなってきた。

それぞれのつがいにはそれぞれの都合があるだろう。

小生の両親の場合は、父が唯一母親にとって良いことをしたのは、死ぬまで婚姻関係であったことだ。そのおかげでいまの遺族年金が入り施設で死ぬまで安心して過ごせるのである。 

離婚の話になったら、老後のことをよく計算して行動するのをお勧めする。

旦那が嫌だったら、金だけもらって別居して好き放題するのも一つのライフスタイルだ。  しかし、それには条件があり、旦那が金を持っていないとダメだろう。 

となると、根本的に、貧乏人メンタリティーの男性を旦那として持った場合は、一生、嫌な波動と共に暮らすことになるのだろう。 

それも女性が選んだ男性なのだから仕方がないがな。 

それとも、女性が自立してお金儲けをしたら旦那が必要なくなるわけだから、オプションがある。 男に依存するか、自立するか。 それはその人のキャラクタリステックも影響するが、この世に生まれてくる前にそのような修行を自分の人生に入れてきたのではないかと時々思うことがある。 


人生、100年プランの常識を醸成しよう。   

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