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【軽くて涼しい!】LIMAR AIR ATLAS 使ってみた

こんにちは。
アジアンサイクリストなのにアジアンフィットはだいたい合いません、ケイスケです。

※サクッと見たい方は目次から「インプレッション」へ。


いつもの

最近はかっこいいアジアンフィットのヘルメットが増えてきて、たくさんの選択肢があるように感じます。

しかし!「私合わない…」という方もいるはずです!(私がそう)

ということで、今回は"LIMAR AIR ATLAS"を約半年使用してみての感想です。特にアジアンフィットに違和感のある方の参考になれば幸いです。


私の頭

後ろから。
横から。

この写真でお分かり頂けるでしょうか。パッと見でも分かるくらい面長です。頭の横幅が狭くて縦に長い。しかも頭頂は少し尖ったように伸びている。イメージとしてはバイキングの小峠さん。

そのためアジアンフィットのヘルメットを被ると、

・ダイヤル絞めていっても横が緩い
・頭頂部が痛い
・頭頂部を軸に左右にズレてしまう

といった症状が出ます。最近のヘルメットは性能もデザインも拘り抜かれたものが多いですが、私としてはあくまで頭を守るものであると考えています。そのため、デザインが気に入っていても、被って違和感があれば使いません。

たまたま頭に合うのがワールドフィットだった、
それだけです。


スペック(EVADE IIとの比較)

・LIMAR AIR ATLAS (新)

世にも珍しい
ウィメンズのイスラエルチームレプリカ。

サイズ:S(52-56)、M(54-58)、L(57-62)
重量   :S(220g)、M(235g)、L(260g)
(出典:https://limar.com/products/air-atlas)

被り心地:浅め
横幅:少々狭い

兎にも角にもデザインが被りません(👈重要)。後頭部に付属する透明のパーツ(下の写真のピンクのやつ)は付け外し可能で、プロ選手も使い分けているみたいです。

私は外すのが固すぎて、壊しそうなので付けたままいじりません。

意外と目立たない。

・S-WORKS EVADE II (旧)

何かの限定デザイン。チームジャージと色合いもピッタリだったのに…

サイズ:
S(52~56cm)、M(55~59cm)、L(59~64cm)
重量:
260g(S)、280g(M)、310g(L)
(出典:https://www.cyclowired.jp/microsite/node/261894)

被り心地:深め
横幅:広め

深く被るデザインのため、万人受けする印象です。アジアンフィットもあり、ロード、トライアスロン問わずレースで使用している方をよく拝見します。エアロと言いつつ結構涼しくて夏でも問題なし(白いから?)。

後継機であるEVADE III がマグネットバックルだったら迷うことなく買っていたでしょう。マグネット大事です(笑)。


インプレッション

インカレ合宿での写真。
ヘルメットのデザインが被らないのも個人的に大事。

AIR ATLASを購入してからの4ヶ月間は、普段の練習や合宿以外にも、インカレやスプリント選手権などトライアスロンのレース、筑波8耐のようなバイクレースでも使用しました。

EVADE IIから比べての第一印象は、

被りが非常に浅い

です。EVADE II が深いこともあって、余計にこの点は気になりました。私は某チェーン店で試着してから購入したのですが、最初は浅すぎる故に違和感しか無かったことを覚えています。

しかし、店員さんから「浅く被るヘルメットなんですよ〜」と言われて納得しました。Astanaの選手も結構浅く被ってました。

形やサイズ感としては、ABUSのGamechangerや、GiroのEclipseが丁度いい方なら被りやすいです(被りが少し浅いとは思いますが)。

私が普段から愛用しているアイウェアの「Bliz Vision」はかなりのビッグレンズなのですが、EVADE II との組み合わせでは一体感はあるものの、干渉することが多々ありました。

インカレ予選での一コマ。面長だからか、
深めに被れるEVADE II のフィット感もまた良かった。

交換前は全く気にならなかったのですが、Air Atlasにするとアイウェアを装着したときにヘルメットとの干渉が無くなりました。
これが意外とストレスフリー!

また、トライアスロンやデュアスロンのレース・練習では、バイク練習の直後にハイペースな1-2kmや1hのジョグをすることが多いのですが、その際にヘッドバンドを着けることがあります。これらを着けてからヘルメットを被る際、特に違和感が無くなりました。

交換して個人的に感じた良かった点・気になる点をまとめると、

良かった点

・中々被らないデザイン
・マグネットバックル(トライアスリートが欲しいヤツ)
・ヘッドバンドやサイクルキャップの上から被りやすい
・とても涼しく、蒸れにくい(比較対象はエアロヘルメット)
・大手チェーンで取り扱っている
・一応アジアンフィットもあり

気になる点

・刺さらないアイウェアがある(Oakley Katoは刺さった)
・人によっては被りが浅すぎる
・高価(33000円。最近はこれくらい?)
・パッドなどのスペアパーツを補充しづらい

このような感じでしょうか。

そもそもLIMARを知っている方、選ぶ方はあまり多くはないと感じますが、ロード用ヘルメットのラインナップのほとんどがマグネットバックルを採用しているのはトライアスリートには嬉しいポイント。

軽量ヘルメットが欲しい方は「Air pro」というモデルもあるので是非ご確認を。UCIワールドツアーではアスタナが使用しているので、選手の着用感も見れるはずです。


最後に

いかがだったでしょうか。
前置きがかなり長くなってしまいましたが、参考になれば幸いです。

私自身もサブのヘルメットがない状態なので、何かいいの無いかなー。今のところの候補はABUSのgamechanger 2.0です。もう少し安くならないかな。

それではまた。

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