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【三角屋根とピンクレモネード、何もしないをする】映画

【おうちでほっこり鑑賞できて、後味の悪くない映画】を、12種類ある「casaの家」で観るなら...という視点で、皆さんの『おうち映画館』のスパイスになりそうなオススメ映画をご紹介してまいります。

洋邦問わず年代問わず、友達と家族と恋人と...ファミリー向けも織り交ぜつつ。vol.08はこちら↓

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feat. casa amare - 日本の美しい家 / casaの平屋 -

■ 36,000枚がつくりだす日本の繊細さが光る映画

『こま撮りえいが こまねこ』
上映時間:60分
 ジャンル:アニメ
監督  :合田 経郎
製作  :ドワーフ
上映  :2006年 製作国:日本

NHKのキャラクター「どーもくん」を手がけたスタジオ ドワーフによる、ストップモーションアニメ = 人形のコマ撮りアニメ。casa amare そっくりの三角屋根のおうちに住んでいる こまちゃん は、もの作りが好きな猫の女の子。『こま撮り映画 こまねこ』は、そんな こまちゃん が内気な少女:いぬ子と出会うお話です。

背景や小物、人形すべてを少しずつ動かしながら撮影した24枚が、ようやく1秒の映像になるストップモーションアニメ。1日に撮影できるのは、ほんの数秒だそう。こまちゃん の質感や動き、可愛らしいフォルムもさることながら、がんばり屋でちょっとおませな こまちゃん に、ハートを射抜かれること間違いなし。

そして こまちゃん が暮らす屋根裏部屋の様子は、三角窓の casa amare にそっくり。心温まるストーリーと共に、casa amare での癒しのひとときをお過ごしいただきたい一本です。

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■ 名セリフ「私はこれを...」

『サウンド・オブ・ミュージック』
上映時間:174分
 ジャンル:ドラマファミリーミュージカル
監督  :ロバート・ワイズ
出演  :ジュリー・アンドリュース、クリストファー・プラマー
上映  :1965年 製作国:アメリカ

ミュージカル映画の金字塔とも称される名作中の名作。監督は『ウエスト・サイド物語』につづき、2度のアカデミー賞 監督賞を受賞している名匠です。舞台は第二次世界大戦中のオーストリア。クリストファー・プラマー演じるトラップ大佐と7人の子供たちが暮らすお屋敷に新しく就いた家庭教師:マリアをジュリー・アンドリュースが演じます。

戦時中のナイーブな時期。ときに衝突もしながら、マリアの明るい歌声が子ども達を導いてゆきます。一家を取り巻くキャラクターにも注目したい、奥行き深い作品です。

『サウンド・オブ・ミュージック』の名シーンのひとつが、お屋敷の階段で子ども達が歌を披露するシーン。筆者も小さい頃は、姉妹と自宅の階段で、そのシーンを再現して遊んだものです。平屋なのに2階へつづく階段のある casa amare に似合う一本です。

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■ “何もしない”ができない大人になっていませんか?

『プーと大人になった僕』
上映時間:104分
 ジャンル:ファミリー
製作  :ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
出演  :ユアン・マクレガー
上映  :2018年 製作国:アメリカ

「くまのプーさん」の実写映画。大人になったクリストファー・ロビンをユアン・マクレガーが演じます。ロンドンで多忙な大人時間を過ごしていたクリストファー・ロビンは、かつての親友プーと運命の再会を果たします。

100エーカーの森のおなじみの仲間たちも登場。おもしろいのが彼ら、実は『ぬいぐるみ』と『動物』の2種類なのです。うさぎのラビット、フクロウのオウルは『動物』。名前がついている「くまのプー」「子ブタのピグレット」「トラのティガー」「ロバのイーヨー」は『ぬいぐるみ』なんですね。

実写化では、その2種の質感が絶妙に違っているのもポイント。『ぬいぐるみ』達は、縫い目や生地のかすれ具合まで緻密に表現され、『動物』の2匹はリアルな毛質や目の色にも注目したいところ。時を超えて再会した かつての少年クリストファー・ロビンと、100エーカーの森での彼らの様子が愛おしく、温かくギュッとなる映画です。

100エーカーの森にあるプーの木の家や、ロンドンのクリストファー・ロビンの家。いずれも、あたたかみある床や壁の木の質感は、木の素材感を存分に味わえる casa amare にピッタリな作品です。

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次回は、平屋の家 casa basso で『おうち映画館』するなら...をテーマにご紹介していきます。


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