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やたらと本を読むようになった私が嬉しかった息子の変化。

以前もお話したように、大人になってから最近やたらと本を読むようになった私。

どうしてこんなにムキになって読み始めたのか自分でもよく分からなかったが、今読んでいるメンタリストDaigo氏の本の一文でスッと府に落ちた。

それはとてもシンプルな一行。

「 私がどうしてもやりたい事は本を読んで知識を得る事です。」

なるほど。

そうか、私は知識を身に付けたいんだ。

とても自然でシンプルな事なのに今更気づかされた感じがやたら新鮮で、確かに1日の終わりに静かに1時間ほど本を読む時間を作っている自分は、気付かないうちにその時間を大切にしていて、「どうしても本を読みたい!」と思いながら日々のルーティンをこなしているんだ、と自分なりに気がついた。

そして、この本を読む時間が自分にとって大切な時間なんだとも気付かされた。

本を読む方の多くが言われる通り、どんな本でも必ず1つは「ため」になる事が書いてある。

私も同感だが、もう1つ加えれば、

どんな本でも必ず頭に残る、腑に落ちる文章が1つはあるという事。

それはまるで本の中で宝探しをしているような感覚だ。

その一文に出会うとテンションも上がり、誰かに発信したくなる。

正直このDaigo氏の事も名前だけしか知らず、何を持ってメンタリストなんだか分かっていなかったが、その肩書きは飾りではなかったんだな、と実感した。

余談だが、他にもこのDaigo氏の前に読んでいた1冊、中野円佳著の「なぜ共働きも専業もしんどいのか」の中で出会った一文は、

妻が専業主婦だから遅くまで残業できる、ではなくて、妻が専業主婦がだからこそ早く家に帰ろう。とならないといけないのではないか。

私的には、これこそ孤育ての辛さに的を得た感銘の一文だ。

と、

この私の本読みが子供にも良い影響を与えている事が分かった嬉しい出来事がつい先日あった。

子供達の通っている小学校は一年に一回「やし」と言う文集を発行する。

必ず清書の前に保護者の最終チェックが必要で、

「これでよかったらサインしてね」

と、9歳の息子がその下書きを私に持ってきた。

どれどれ。と見てみると、そこには本を読むことが楽しくなった。と言う内容が書かれていた。

「僕は1、2年生の頃、本を読むのが面倒くさかった。好きじゃなかった。僕のお母さんが本を読む事は面白いし、いろんな事を知れるからいいんだよ。と言ってるけど、あまり読まなかった。でも、僕の誕生日に友達が「グレッグのダメ日記」と言う本をくれた。読んでみたら面白かった。お母さんの言っていた本は面白い、そしていろんな事を知れる。て意味が分かった。これからは、いろんな本を読みたいです。」

下書きを読みながら、だんだんと字がぼやけて来る.....

ヤバイ.....

なんだか分からないが感無量ってこう言う気持ちをいうんだろうか。

読めるか読めないか分からない文字でいっぱいになった原稿用紙がとてもとても愛おしかった。

自分の大切にしている事が、強制ではなく、自発的な良い形で子供に影響を与えている事が、とても、とても嬉しかった。

願わくば、この作文の通りにたくさん本を読んでいろんな知識を身に付けて欲しいと思う母でした。



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