これが『時代に沿った』という事なのかもしれない…と考えさせられる息子の漢字学習から感じるジレンマ。
うちの息子10歳。
なかなか漢字を覚えられません。
覚えられないというか、音読などの読む時は読めているので、その要所にあった漢字を選び出して書く事ができていない、と言った方が正しいのかもしれません。
なので漢字の宿題で分からない漢字が出てくると、パソコンで検索して出てきた漢字の中から選んで書き出しています。
そんな様子から、もしかしたら「覚えなくてもパソコンで検索すれば出てくるからそれでいい」と潜在的に息子は考えているのかもしれないと母は感じ始めました😓
もちろん親としては漢字は書けるように覚えて欲しいし、パソコンで検索でなく辞書や漢字ドリルから見つけ出して書いて欲しいので、その都度そう言うのだけれど、
もしかしたら、息子のやり方の方が時代に沿ったやり方なのかもしれない。とも思うようになってきたりもしまして…
実際、私も英語のスペルが分からなかったら取り敢えずダダダッーとパソコンに打ち込んで、パソコンのスペルチェックを使ってそこから選んで書いてるし、
5ヶ国語教育をされているTetsuさんとお話をした時も、『覚えることに時間をかけるよりも、欲しい情報をどこから引っ張り出せるのかを体得することの方が、これからよっぽど必要とされるのではないでしょうか』と言われていました。
確かに、的を当てているとと言えば的を当てている。
が、
しかし本当にそれでいいのか、と自問すると、いや、やっぱりそれじゃダメだろう。と考えてしまうジレンマ…
自分が育ってきたような詰め込み式の一方通行の学習方法ではこの先サバイブできないとは分かってはいるものの、
自分が通ってきた道以外は全てが不確かで、先が分からないから不安になる。
子育てにも同じ事が言えて、自分が育って来た道は必ずしも正しいとは言えないものの、成長と共に身に付いた習慣は、自分でも気づかないうちに同じような考えで子供を育ててしまっている。
あるあるだな、これって…
実際、デジタルネイティブの子供達はコーディングを小学校から学びコマンドに書き出したりしているが、ブロックプラミングのスクラッチですら良く分かっていない私は、コードを覚えられない代わりにコピペを使い、分からなければGoogleで検索して答えを見つけ出している。
私達世代から言わせれば漢字とコーディングは全く別物でも、表現するツールと括れば、子供達からしてみれば同じようなものなのかもしれない。
とすれば、なぜに親の自分はいいのに子供の息子がやっている事はダメなのかと矛盾が生じてくるわけで…
そう思いながらも、やっぱりオールドファッションを貫こうともがいている私は時代遅れなのでしょうか。
う~ん…子育ての悩みは尽きません😓
シンガポールにも児童館のような場所を作りたい!という思いから育児支援コミュニティKidsPriorityCafeを発足し日本に帰国後も主催運営しています。頂きましたサポートは有り難く運営費に使わせて頂きます🙏また、コラボ希望も随時受け付け中!お気軽にご連絡ください😃