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週明けになんと、引っ越します。普通の感覚だったら「まだ住めないよ」ですが、電気もトイレもwifiも(これ一番大事)あるし、キッチンもまだ作っている途中だけど、なんとか煮炊きできるし。問題はシャワーだけど、これもなんとかいけるでしょ。

さて、本題。

<施工業者4: パブロ>
家族ぐるみでお付き合いしている一族の義理兄弟(遠いな〜)に、何と建築士がいた。施工例の写真を見せてもらったり、自分の設計図を見てもらっていろいろご意見いただく。厳しいながらも正しいように思えるアドバイスをしてくれるパブロはなかなか親身になってくれる。が、何と彼もまた「突然興味を失った」部類の様子。それまでは週一で設計図を間に挟んであれこれやってたのに。彼の人格的な問題なのか、こちらの希望をまったく反映させずに自分の得意分野(庭だぁ、プールだぁなんだかんだ)をどんどん盛り込み始め、私たちの希望と毎回離れていってしまう。しまいには私たち(客、ですよね)の希望を打ち砕くようなダメ出しを始める。ちょっとこれは今後を考えると、やりづらいことこの上ないし、いいように言いくるめられてしまいそう。そして、見積もりの詳細(どんな工程で、工期でどんな部材をどのくらい使って各工程に何人何か。もちろん、そういうこともちゃんと含めて「見積もり」ですよ?と伝えてある)が出てこない。3週間の間、ちょいちょい連絡をしてみるも、あーだこーだ理由をつけて引き延ばされる。で、最後の打ち合わせから1ヶ月以上経ってようやく出てきた見積もりはただの数字のみ。あれだけいろいろな部分に偉そうなこと言っていたのにだめじゃん。

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パブロも色々ためになることは言ってくれてたけど、口だけだったわ。


<施工業者5: ヘスス&ヘスス>
例の建設関連SNSで連絡をしてきた業者に青写真を送ってみる。詳細に話が聞きたいということで、もう期待せずに待ち合わせると、時間より前に到着している。まず先方の自己紹介と経歴。20代後半で若いながらも、公共事業に参加していたこと、時間に正確なこと、待ち合わせのカフェにP C持参であれこれその場で部材の詳細と価格などを見せつつ打ち合わせしてくれること。最後の「P C持参で」というのが2020年を間近に控えたこの時期のメキシコでは強い武器になるのだな、と。自分たちの世代に近く、同じようなプラットフォームにいる感覚が「話が通じやすい」と思える。また、現在進行中の他物件も見せてくれ、作業現場の様子もわかった。その前4件以上と同じ条件で話を進めたところ、唯一、「見積もり(詳細情報込み)」できっちりと満足のいく回答を出してきた。ヘスス1は建築士の資格を持ち、会社の代表。同じ住宅地の斜向かいに住むヘスス2は、元々はパイロット志望で資格も持っているが、今はこの小さな会社で経理やデータなど、ソフト方面を取りまとめている。
青写真からは見えてこない、この家づくりへの私たちの希望と理想を細かく伝え、建築費用も希望よりは2~3割増だが許容範囲内に収まった。

施工業者探しを始めてから軽く6ヶ月。ヘトヘト。

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