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【Festival do Japão 2019(日本祭り)】

先週末は、サンパウロのFestival do Japão(日本祭り)でした!
毎年この時期に開催される、日本の文化を紹介する世界最大規模のイベントで、今年が22回目の開催でした。
私は6年前に行き、今回が二回目。6年前は大部分が野外だったのに全て屋内になっていて時の流れを感じました。

そして、ご縁があり、今回は2種類のボランティアをしました。
開催3日間のうち、一日目と三日目は、和歌山県人会でお好み焼きを作るお手伝いをしました。
イベント前日は一日中、ひたすらキャベツを千切り、そして、イベント当日はひたすら焼きました!
おかげで19枚のお好み焼きを同時に焼く技を習得。笑
キャベツの使用数は三日間でなんと600個!卵6000個!!!桁外れの数です。
そして、おもてなしの気持ちを込めて、写真にあるように非常に素敵な箸袋を折り紙で皆さんが団結してずっと前から心を込めて作っていました。その数も5000個以上!これは本当に手が込んでいる箸袋です。素敵ですよね!

二日目は、日本からいらっしゃった来賓の方を着物を来てのご案内でした。
実際、来賓の方を色々なブースに案内したのは一瞬で、あとは会場内を回りながら、着物が珍しい色々な方と写真を撮ったり撮られたりの一日でした。
その日は何かのマスコットキャラクターにでもなった気分でした。笑


今回の日本祭りでは打ち合わせや準備の段階から、日系人の方々に混ざって参加させていただきました。
この祭りにかける皆さんの思いを近くで感じながら、微力ながらお手伝いできたことはとても貴重な経験でした。


日本についで、最大規模の日系社会が存在するブラジル。
食のブースでは、各都道府県にルーツをもつ日系人の方々が中心となり、各県人会で日本の料理や郷土料理を作って販売します。
県によっては普段活動をあまりしていない県人会もあるけれど、この日本祭りの時は皆が一致団結することでした。
また、この日本祭りでの各県人会の売り上げは非常に貴重な県人会の運営費となります。


休憩時間に、各県人会の様々な料理を買って食べました。どの料理も工夫していて、愛を感じました!
ただ、私(日本人)から見て、違和感を感じる点も色々あり、それを否定ではなく、日本ではこうなんだよっていうことを伝える機会があればいいなぁ、なんて思いも正直ありました。(クレームと思われるのは嫌だから、伝え方が難しいなぁ…)

そして、会場に行く時に出会ったUberの運転手さんが、「日系人の方にはとてもお世話になった、そしてあきこという知り合いがいる、日系人には感謝している!」と言っていたのがとても嬉しかったです。
ブラジルにおいて、日系人の方々の苦労や努力によってもたらされた農業や、野菜や魚を消費する食文化は、経済的にも健康面でもその貢献は測り知れません。


とにも、かくにも、大盛況に終わり、本当によかったです。
日系人の方々にいつも本当に感謝です。


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