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『早稲女、女、男』柚木麻子

<内容>

  自意識過剰で不器用で面倒臭い「早稲女」の主人公・早乙女香夏子と、彼女を取り巻く微妙な距離感の女子五人の青春、恋愛、成長、仕事小説。

<おすすめポイント>

・大学生活の話が読める。
・章ごとに視点が違う。それぞれ思考や行動が違うので面白い。
・苗字でどこの大学の子かわかるところが面白い。

<感想>

  「早稲女」のように「○○大学の人は~な人」という大学ごとのイメージがあるなんて知らなかった。人の属性で、(特に学校名などで)ラベリングするのは好きじゃないし、ステレオタイプ自体はよくないなーと思うけれど、そのイメージを利用したストーリーが面白いと思った。

<今回読んだ本>

題名:早稲女、女、男
作者:柚木麻子
出版:2012年
発行:祥伝社

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