【Carstay創業メンバー取材Vol.16】「個人に価値を。人生に鳥肌を。」を実現するMobi Lab.エンジニア大井川佳弘の将来の夢
Carstay公式マガジン第16弾は、Mobi Lab. エンジニアの大井川(@GB_yoshihiro)のインタビューです。
大手ゼネコン会社を辞めて日本一周の旅を経て、そのあとCarstayに参画した大井川が、新規事業であるMobi Lab.へ参画した経緯や今後のビジョンについてインタビューしました。
ぜひご興味ある方はご一読ください*
Mobi Lab. エンジニア 大井川の経歴
自己紹介と業務内容を簡単に教えてください
大井川 佳弘(おおいがわ よしひろ)と申します。私は大学を卒業後、大手ゼネコン会社で現場監督を3年間勤め、退職しました。自身の手でバンライフ用のキャンピングカーを作って日本一周したいと思っていたからです。
そこで、約半年間かけてキャンピングカー製作に注力し、完成したモバイルハウスと共に1年と3ヶ月かけて日本一周をしました。
その後、ご縁をいただいて、2023年11月からCarstayにジョイン。現在は新規事業のバンライフガレージ "Mobi Lab." にて、エンジニアリーダーとしてキャンピングカーの製作と製造工程管理を主に行なっています。
なぜ1社目に現場監督を選んだのですか?
当時を振り返ると、新卒時は大手企業に行きたいという漠然な思いがあったんですよね。当時は”人にどう見られるか”という評価で選んでいたのかなと思います。もともと安定志向だったのもありました。
大手企業を調べる中で、大学での専攻が建築学科だったこともあり、建築現場に赴くこともあったので、専門性を活かしながら、幅広くいろんな人たちや業務に関われるのを魅力に感じて、現場監督という職種を選びました。
大手企業を辞めて、日本一周をしたいと思った理由は何でしょう?
大手企業ということもあり、もちろん多くの社員もいて、仕組みや制度が整っていました。そのため、入社1日目に「これって自分がいなくても良いかも」と思ってしまったんですよね(笑)
そこから、毎日何をしたいのか考え続けていた矢先に、トラックに住める荷台を作って積んでモバイルハウス(動く家)として旅をしている人のSNS投稿を発見しました。「私もこれを作って、いろんな人との出会いを求めて旅をしたい!」と思い立った矢先、気づいたら退職届を出していました。
キャンピングカーを自身で作ろうと考えたのは何故ですか?
一番の理由は、旅費を抑えたかったからです。また、現場監督時代に、木材やコンクリートを使って建物を工事していたので、当時と異なるのは地面ではなくトラックの上に小屋を作ることだけ。大体このように設計・製作すれば作れるのではないか?というイメージが元々あったので、そこまで作ることに対するハードルは高くはなかったですね。
あと、日本一周して旅するからには、自身が作った車を作品として見てもらいたいという想いもありました。SNSでもリアルでも映えるモバイルハウスを作って、旅先でも交流のきっかけにもなれたら良いなと考えていました。
すごい決断力ですね!不安はなかったのですか?
もちろん不安はありました。わくわくする気持ちが6割、不安な気持ちが4割くらいでした。
当時の現場監督の仕事は、将来の給与テーブルも大体想像がついたので、良くも悪くも、私の未来が見えてしまったんです。そこで、大手企業でのキャリアの道を外れて、想像が出来ないような未来に向かって、わくわくしながら日々を過ごしたいと思いました。若気の至りというやつですね。
また、大手企業を辞める際に「個人に価値を。人生に鳥肌を。」というスローガンを自身で立てまして。1社目の退職理由に繋がるのですが、"自分じゃないと出来ない何かを作りたい"という気持ちの方が大きかったですね。
そこから日本一周後に、Carstayへ参画した理由を教えて下さい!
日本一周が終わり、知的好奇心はかなり満たすことができたので、今度は地に足つけて、バリバリと働きたいという欲求が湧いていました。
そんな時に、SNSでインフルエンサーの宮本メイさんがCarstayのアンバサダーをやっていたことで、自由で豊かな旅をデザインし、自身が日本一周で体験したような機会を広めるスタートアップ企業があることを知りました。
モバイルハウスの製作を経て、キャンピングカーの世界を知りましたが、改めてプロのクオリティはすごいなと思っていたんです。そこで、もっともっと、ものづくりの経験やスキルを高めたいと考えて、ちょうどエンジニアを募集していたMobi Lab.に応募し、無事に採用いただくことが出来ました。
実際にMobi Lab.へ参画していかがですか?
率直に参画できて良かったと感じています。
理由は2つありまして、まずはプロのキャンピングカービルダーとして必要な知識と技術力を身に付けられているためです。Mobi Lab.マネージャーの向田が、ビルダー経験者ということもあり、業界未経験者の私にとって、基礎的な部分から直々に教えてもらえるのは貴重な機会だと感じています。家庭用エアコンを無事に取り付けることができた時は感動しました(笑)
続いて、チームで1つのプロダクトを創り上げる経験ができていることです。自分1人では出来ることが限られているので、それぞれの専門性や得意を持ち合わせて、仲間同士でコミュニケーションを取りながら、切磋琢磨していくのはとても刺激になりますし、ワクワクしながら働いています。
一方で、未経験の場合は、学習意欲が相当ないとかなり厳しい職場環境だと感じています。キャンピングカーは、お客さまの命を預かる製品なので、中途半端なクオリティで販売することは許されません。そのため、プロとしてパフォーマンスを発揮できるように、日々学んだことはメモをして忘れないようにしたり、創意工夫できるようにインプットを頑張っています。
今後、長期的にやりたいことは何かありますか?
実は、いつかMobi Lab.を卒業して、事業を経営したいと思っているんです。
関心があるテーマは「農業」です。日本一周中に広島でお世話になった、農業ビジネスをしている社長さんとの出会いに影響されています。その方は、山を開拓してビニールハウスを始めてから、4年目で数億利益を生み出していて。過疎化などの地方課題もある農業市場にて、社会課題を解決していきながら利益貢献もされてて凄いなと感化されたんです。
そこで、私も将来は農業というテーマで、今経験しているものづくりや、人と場を繋ぐ”場づくり”を通して、ビジネスをやりたいと考えています。
農業という別のテーマに関わらず、いまMobi Lab.で頑張ってる理由は何でしょう?
何をやるにしても、まずはビジネス戦闘力を高めたいと考えたからです。それがCarstayというスタートアップであり、Mobi Lab.という最先端のものづくりの場所だと感じています。
正直、これまで自分のキャリアの方向性に悩むこともありました。「私は果たして将来何がしたいんだろう…?」「何か他の道もあるのでは…?」と毎日考えては悩んでを繰り返して。でもある時にふと、必要以上に焦燥感に駆られている自分に気がついたんです。できることがもっと増えれば、自ずとやりたいことも具現化されるのではないかと思いました。
そこで、まずは今挑戦しているMobi Lab.という環境で、キャンピングカー制作を通じたものづくりの経験とスキル、そしてCarstayという企業で、事業戦略や組織づくりなどを学び実践していきたいと考えています。
その気持ちはMobi Lab.で働く上で日々大きくなっており、点と点がつながってからは、よりエネルギーが湧いてきて、主体的に頑張れるようになりました。将来的には、農業というテーマに”バンライフ”という考え方も結びつけたいという漠然とした想いも芽生え始めています。自身がやってきたことを体現できる場所を作れるよう、まずは目の前の成果を最大化したいですね。
最後に、Carstay / Mobi Lab. に興味を持っていただいた方へメッセージをお願いします!
Carstayで働いているメンバーは、みんな個人でやりたいことや夢を持っているので、私も頑張らないと….とお互いに刺激をもらえる、いい関係性がある組織だと感じています。
私が働くMobi Lab. では、現在、一緒にものづくりをやるエンジニアを絶賛募集中です!キャンピングカーに興味があって、ものづくりを極めたいという方、やる気溢れる人と一緒に働きたいですね。
また、昔の私みたいに「将来何がしたいんだろう…」と漠然と悩んでいる人もウエルカムです。Carstayが”バンライフ”という未知なる可能性を広げるビジネスをやってるくらいなので、会社とともに、自身の人生の可能性を広げられる、最高の環境ですよ!ぜひMobi Lab.でお待ちしています。
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以上、Mobi Lab. エンジニアの大井川のインタビューでした。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました*
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2024.09.21
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