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共同親権制度ってなに?

突然ですが、皆さんは『親権』について考えたコトはありますか?

私は今まで、考えたコトがありませんでした。
特にそれを考えるような環境に置かれたコトもないし、疑問に思ったコトもありません。

ところが、私の大切な友達がその『親権』によって苦しめられているというのです。
そこで少し調べてみました。

単独親権制度と共同親権制度

日本は、単独親権制度の国です。
簡単に説明すると、両親が婚姻状態にないとどちらかの親に引き取られるという制度です。
これに対して私自身、今まで当たり前過ぎて疑問に思ったコトもなかったのですが、日本以外の多くの国は共同親権制度を採用しているようです。
離婚後も、両親がともに親権を持ち、親として引き続き一緒に子どもを育てていく。
諸外国では、これが当たり前のようです。

先進7カ国(G7)の中で、日本を除く国は離婚後も共同親権制度である。離婚後も両親が愛情をもって子どもの成長、発育にかかわることが子どもの利益となり、二人の親を持つという子どもの権利を守るものとして、各国は共同親権制度を採用している。
一方、日本では離婚後は単独親権制度を採用しており民法第819条で規定している。
民法第819条は、明治時代に規定された法律であり、法制定時と現在では社会や家族の形が大きく変わっているにもかかわらず、日本はかたくなに単独親権制度を維持している。

ここで注意して欲しいのは、共同親権制度は子どもの権利を守るものとして制定されているという点。
それに比べて、明治時代から変わらずに存在している単独親権制度はどうでしょうか?

私に考えるきっかけをくれた友人のFacebookのリンクを貼りますのでぜひ見て頂きたいです。

アカウントがない方の為に、友人であるまどかさんの訴えをまとめると。。。

①単独親権制度は人の存在を消す

・日本での『親権問題』は、子どもと暮らす母親と別居する父親を対立構造とするコトで起きる問題に焦点を当てている。
その為、子どもから親を奪う仕組みになってしまっている。
・子どもと暮らす父親や、別居する母親の存在は問題視されない傾向があり、その結果人の存在を消すというシステムエラーが起きている。
・この問題に子どもの意見は全く反映されない

②共同親権制度の反対について

日本人は親権について、ほとんど知らない。
単独親権制度の不備から派生する問題を『知らない問題、難しい問題』としてスルーしてしまう人があまりに多い。
・単独親権制度は、両親の離婚、未婚、別居により親が1人いなくなる制度であるコトを理解して欲しい。
・理解力、傾聴力を働かせて、まずは知ろうとして欲しい

③単独親権制度による被害

・単独親権制度は、子どもが親に、親が子どもに会わせてもらえないという状況に、いつでも誰でもなり得る制度
・一緒に暮らさない親との関係を、一緒に暮らす親によって制限される制度
・子どもに愛情を注ぐべき親を、子どもからはく奪する制度


まどかさんの話を聞いていて私が衝撃を受けたのは、母親が子どもを連れて出た時に『DVです』と訴えれば、その瞬間から父親は子どもに会えなくなるというコト。
その際に、父親の意見は聞いてもらえないそうです。
いくら父親が「違う」と訴えても、子どもが「会いたい」と言っても、母親が「ダメ」と言えばダメなのだそうです。
そしてこれは、国際的にみると『連れ去り』や『誘拐』と同じ犯罪として扱われる行為だというコト。
国際的に犯罪とみなされる行為が、日本では警察や司法によって守られてしまうのです。
この日本人による子どもの連れ去りが問題視され、フランスとはハーグ条約も結ばれています。
まどかさんは、『親権の問題』と『DV被害から守るコト』は別に考えなければいけない問題だと言います。

『もしお父さんとお母さんが離婚したら、どっちに付いて行く?』
子どもが小学生くらいの時、子ども同士が冗談で話していたのを思い出します。
この質問に疑問すら抱かず、『えーどっちかなぁ??』と子ども達の答えをニコニコしながら聞いていた自分が、ものすごく恥ずかしいです。

もし少しでも興味を持った方がいたら、ぜひ調べてみて下さい。
そして、日本の常識・世の中の常識について、一度疑ってみて下さい。
私も今、絶賛勉強中の身です。
つい先日書いた記事にも『なぜ勉強しないといけないのか』疑問を持って欲しいと書きましたが、自分が当たり前だと思っていたコト・疑問を抱かずに過ごしていたコトで、周りを傷付けたり状況を悪化させたりしている可能性があるというコト。
無知は罪です。

いつでも『それホント?!』って、少しでも引っ掛かるアンテナを張れる人になりたいと思います。

ご賛同いただける方は、コチラ↓


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